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地球にちりばめられて 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2021/09/15 |
| JAN | 9784065238158 |
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地球にちりばめられて
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商品レビュー
3.9
63件のお客様レビュー
audibleで、今日聞き始めた。 一言も聞き逃すことができない。 どの文も全て、私が欲しいと思っていてまだ表現できていないポイントに向けて放たれていて、的を外さない。刺激で血圧が上がり、心臓の音に邪魔されそうになりそうなくらい興奮しながら聞いている。
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なにこれ、いいところで終わってる!? 最後まで読んでから『星に仄めかされて』、『太陽諸島』と続く三部作の1作目であることに気づいた。とりあえず最初に読んだのが1作目でよかった。このあと本屋に直行せねば! 日本の文化が世界に広まっていく。それ自体は良いことだが、裏を返せば日本の独...
なにこれ、いいところで終わってる!? 最後まで読んでから『星に仄めかされて』、『太陽諸島』と続く三部作の1作目であることに気づいた。とりあえず最初に読んだのが1作目でよかった。このあと本屋に直行せねば! 日本の文化が世界に広まっていく。それ自体は良いことだが、裏を返せば日本の独自性が薄まっていくということでもある。その先には「日本の消失」があるのかもしれない。それがグローバル化ということなのだろうが、そこには動植物の絶滅を思うときのような妙な焦りや寂しさを感じることがある。本書は、そこのところの感情を突いてくる。 多和田氏の作品自体を初めて読んだのだが、ドイツ生活が長いそうで、読んでいて異文化にまつわる気づきも多かった。 例えば、ある文化が異国の文化を取り込む際に「どこから来たか」というのは案外どうでもいいのかもしれない、ということ。振り返れば、日本でも「どこか外国から来たやつだよね」程度のものは数知れず。我々が「日本がルーツ」として誇っているものも、他国ではそのぐらいの扱いなのかも。 あとは、同じ人でも話す言語によって思考パターン、行動パターンが変わってしまうらしいこと。本書では章ごとに語り手が入れ替わるのだが、主人公(?)の Hiruko 自身が語る章と、他者から「自作の言語を話す女性」として描かれる章とでは、印象が全く違う。現実にもありそうなことであり、興味深い。 なお、本書には印象派の画家であるモネやその作品に関するエピソードが随所に出てくる。日本の浮世絵がモネに影響を与えたことは有名だが、彼の絵の中にも日本的なものが取り込まれ、必然的に薄められている。そんなメッセージを感じた。期せずして、今年(2026年)は、モネを含むオルセー美術館の絵画が数多く来日する。絵の中にちりばめられた日本を探してみるのもよいかもしれない。
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日本人の方がかかれた小説だけれど、私の印象としてはまるで翻訳本みたいだなと思いました。でも読みやすい。そして出てくる登場人物たちが魅力的で、この先の展開も気になります。クヌートとHirukoが素敵で好きになってしまいました。
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