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北方領土交渉史 ちくま新書1601
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2021/09/09 |
JAN | 9784480074188 |
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北方領土交渉史
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
政治家と官僚の思惑、そしてロシアの意図や狙いなどが時系列で読めてとても興味深い1冊でした。 とくに安倍政権で地元の長門のときには異様な盛り上がりを見せていたものの、結局得られたものはなく、ロシアに振り回されただけで、その後は必死にダメージコントロールしているのが良く分かります。
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迫真のレポです。戦後からの北方領土を巡る日本・ロシア(ソ連)との交渉記録もさることながら、日本の意思決定者たちの動きも詳述され、新書ながら小説を読むような感じです。菅政権までを論述していますが、首相と大臣、大臣と官僚、役所・官僚間の功名争いや人と人との相性の問題などが絡み、戦国...
迫真のレポです。戦後からの北方領土を巡る日本・ロシア(ソ連)との交渉記録もさることながら、日本の意思決定者たちの動きも詳述され、新書ながら小説を読むような感じです。菅政権までを論述していますが、首相と大臣、大臣と官僚、役所・官僚間の功名争いや人と人との相性の問題などが絡み、戦国絵巻のような歴史小説を読む気分です。一方のロシアは一貫した態度を取り続け、プーチンに至っては自国の利益を守るのに冷徹そのもの。いまのウクライナ問題でも一つの理屈で押し通すのだろうと思いました。 それにしても、日露はいまだに平和条約締結に至っていないのですよね。ロシアとは国境を接している日本も、現下の状況は本当に他人事ではないと思わされました。
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北方領土問題の難しさが理解できる新書です。この本を読んで思ったことは、カール・マルクスの言葉で[歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。]ロシアがウクライナに軍事侵略している現状と北方領土が解決できない難しさの繰り返しが重なりました。
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