ひと恋、手合わせ願います ディアプラス文庫

椿姫せいら(著者), コウキ。(イラスト)

• 販売会社／発売会社: 新書館
• 発売年月日: 2021/09/10
• JAN: 9784403525384

商品レビュー

2024/06/27

阿久津の囲碁以外には人として大丈夫なのかと思うくらいのダメっぷりに妹が寄越した家政夫の三池。
三池のオカンな発言に腹立ち過ごすうちに見られたオナニーから2人の関係が変わっていくという展開にこんなのあり？となったけど阿久津があまりに囲碁以外にうとすぎ、だからこそ三池にハマってしまい可愛く見えてきて笑えました。
でもお金を払ってという事に好きだと気づいてからは戸惑い悩み告白しようとした矢先にある誤解をしてしまいどうなるのか？ハラハラしたけれどそこもクリアされ晴れて恋人になれて良かった。

2作目で阿久津の気持ちと三池の気持ちのズレとある人物の登場で2人の仲に危機が訪れるけど阿久津も成長しお互いの事を見られるようになってホッとしました。
囲碁の石で三池へプロポーズ、笑えたけど阿久津らしく凄く良かった。

3作目では三池目線で阿久津への想いの深さがグッときました。

Hがかなり阿久津の積極的さがエロく濃かった。

2022/01/16

いつでも囲碁のことばかり考えている阿久津。他のことを考えている余地が余りないからか生活が滅茶苦茶で三池が来るまではどうしていたんだろう？と考えてしまう。三池に反発しながらもだんだん居心地がよくなっていく生活に慣れていく阿久津がちょっと可愛く見えてくる。囲碁のためだと思ったら、なんでもやろうとする警戒心の薄すぎるところは心配になるけれど。もう三池のいない生活なんて考えられない阿久津と、阿久津のことが好きで仕方がない三池。２人のその後の幸せな生活をもっと見たくなった。