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白い薔薇の淵まで 河出文庫
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白い薔薇の淵まで 河出文庫

中山可穂(著者)

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白い薔薇の淵まで 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2021/09/04
JAN 9784309418445

白い薔薇の淵まで

¥715

商品レビュー

4.2

96件のお客様レビュー

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2026/02/15

一気読み!勢いがあって気持ちいい小説だった。 理由はいらない、ただ惹かれるという1点で破滅まで向かう。マッチングアプリが普及して、頭で考える恋愛が増えてきた今だからこそ刺さる小説なのでは。 自分は異性を好きになる恋愛をしてきたけど、こんなふうに同性と愛し合ってみたいと思った。最...

一気読み!勢いがあって気持ちいい小説だった。 理由はいらない、ただ惹かれるという1点で破滅まで向かう。マッチングアプリが普及して、頭で考える恋愛が増えてきた今だからこそ刺さる小説なのでは。 自分は異性を好きになる恋愛をしてきたけど、こんなふうに同性と愛し合ってみたいと思った。最初から最後まで退廃的で美しかった。美しすぎるのが、とても良かった。 今の時代だからこそ違和感なく読めるが、これが20年前の作品だと思うとすごい。この作品に救われた人は多いんじゃないだろうか。

Posted by ブクログ

2026/02/14

​女性同士の恋愛を題材とした性愛小説です。 ​現代においてはLGBTQが広く認知される時代となりましたが、本書はそれよりも二十年以上も前に、このテーマに真正面から挑んだ作品。 ​全編にわたって性的な描写が数多く登場しますが、そこに露骨さや下品さはなく、むしろ極限まで研ぎ澄まされ...

​女性同士の恋愛を題材とした性愛小説です。 ​現代においてはLGBTQが広く認知される時代となりましたが、本書はそれよりも二十年以上も前に、このテーマに真正面から挑んだ作品。 ​全編にわたって性的な描写が数多く登場しますが、そこに露骨さや下品さはなく、むしろ極限まで研ぎ澄まされた美しい言葉によって紡ぎ出された、純粋な愛の物語として昇華されています。 ​破滅へと向かっていることを知りながら、それでも惹かれ合うことを止められない、求めずにはいられない――そんな切実さが息づく筆致は、読み手の心を強く締め付けます。 ​これは性別という概念を超えた、ただ「その人を愛した」という揺るぎのない事実そのもの。 ​人を愛するとは何か。肌の熱と心の痛みの両方を抱きしめることなのか。作品を閉じてもなお、深い問いが静かに残ります。 ​文庫本の装丁も大変お気に入りです。

Posted by ブクログ

2026/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ここまで真っ直ぐ歪んだ性愛がこの世にあるのかと驚きました。それくらい塁という女は荒々しく不器用で、きっととく子が生きていく人生の中で最も彼女を愛した人でもあるんだろうと思います。 塁との関係性をとく子が帽子に例えるシーン、とても分かりやすくとく子の恋愛観、価値観というものが頭に入ってきて素晴らしかった。 お気に入りシーンはとく子が買ったばかりの山野辺塁の本に塁自身が口紅で連絡先を書くシーン。 ここがあまりにもお洒落すぎて脳を焼かれたような感覚に陥りました。 とにかく何処か洒落ているのにいやらしさはなく、純愛のようで純ではないふたりの関係が美しいです。

Posted by ブクログ