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30センチの冒険 文春文庫
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30センチの冒険 文春文庫

三崎亜記(著者)

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30センチの冒険 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2021/09/01
JAN 9784167917524

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商品レビュー

3

6件のお客様レビュー

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2024/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うーん、設定は心躍る児童文学みたいに魅力的なのに、どうしても読み続けられなかった。 主人公ユーリが不思議な世界に迷い込んだ時、元の世界に戻りたい、という強い欲求があまり感じられず退屈してしまう。誰かとの大事な約束があるはず、ということはふんわりと匂わせてあるのだが、肝心のことは「はっきり思い出せない」と片付けてしまっているので…。 異世界での日常が、淡々と描写されていくのがつらかった。 残念。

Posted by ブクログ

2024/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初こそ展開についていけず、読み進めていましたが、中盤以降はどうなるのかが先行して読むスピードが上がりました。 普通に歩くことのできない場所、さらに外から脅威も来る殺伐とした世界で暮らす人たち。 マカが戻っても、まだまだ世界は完全ではないし、統治者が戻ってくる可能性も低い。それでも諦めなければ平和に暮らせる日々が訪れるかもと希望を捨てない施政官たちを応援したくなります。

Posted by ブクログ

2022/05/16

連載ではなく単行本として出版された本のはず…なんというかどのような読者を想定して書いたのだろうか? 三崎亜紀ファンでこれまでの作品を読んできたのであれば、出てくる要素と過去作とのリンクを少し楽しめると思うのだが、内容はヤングアダルト向けのファンタジーっぽい印象(昔NHKの夕方放...

連載ではなく単行本として出版された本のはず…なんというかどのような読者を想定して書いたのだろうか? 三崎亜紀ファンでこれまでの作品を読んできたのであれば、出てくる要素と過去作とのリンクを少し楽しめると思うのだが、内容はヤングアダルト向けのファンタジーっぽい印象(昔NHKの夕方放送されてた少年少女を主人公にしたドラマのような雰囲気)なので読んでいて「自分は読者層の話なのか?」と考えてしまった。 また、三崎作品初の人にとっては「地味なファンタジー」として見えるような気がする。 「日常から少しずれた世界」よりも濃くファンタジー要素に近づく作品は「失われた町」などにもあったけれど、では"何を伝えたいのか"がいまいちよくわからなかった。 後半になるにつれて、地味さの原因でもあるのだが現実では「見えないもの」をモチーフとして扱っているように読めてくる。 「童話」として捉えると(上記で感じてた違和感なども払拭して)すごくしっくりくる。 巻き込まれた主人公が、翻弄されつつ目的に向かっていく。その途中で登場人物の思惑が見え隠れするのだが、それも少しぎごちなく臭わせる。 なんか下手なのかなんなのか、登場人物に対して「いや、それ後々こうでしたとか言い出す何か言葉を今飲み込んだでしょ?」とツッコみたくなるセリフや場面が多かった。

Posted by ブクログ

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