1,800円以上の注文で送料無料

つわものの賦 文春学藝ライブラリー 歴史42
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

つわものの賦 文春学藝ライブラリー 歴史42

永井路子(著者)

追加する に追加する

つわものの賦 文春学藝ライブラリー 歴史42

定価 ¥1,540

605 定価より935円(60%)おトク

獲得ポイント5P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2021/09/01
JAN 9784168130946

つわものの賦

¥605

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.5

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/02/16

鎌倉殿の13人の復習である。 御恩と奉公は奴隷的な無償奉仕からの決別である。ビジネスライクな民間感覚である。 源頼朝の旗揚げに賛同した武士団は海沿いのものが多かった。北条や三浦である。平家の時代が長くないという情報を得やすい位置にいた。44頁。

Posted by ブクログ

2022/04/20

炎環、北条政子と読み、すっかり永井路子さんの書く東国武士の世界に引き込まれている。 本書は小説ではない。頼朝の挙兵に始まり、周囲の東国武士達についての彼女なりの考察書のようなもの。 彼女も中で何度も言っているが、吾妻鏡やその他の資料を何度も読み返し、歴史学者とは違う小説家として、...

炎環、北条政子と読み、すっかり永井路子さんの書く東国武士の世界に引き込まれている。 本書は小説ではない。頼朝の挙兵に始まり、周囲の東国武士達についての彼女なりの考察書のようなもの。 彼女も中で何度も言っているが、吾妻鏡やその他の資料を何度も読み返し、歴史学者とは違う小説家として、その時代の背景や心情を考えながら謎を紐解いていく。そのアプローチがとてもわかりやすく面白く読める。40年以上前に書かれた文章とは思えないくらい、色鮮やかに頭の中に情景が広がる。 すっかり永井路子さんの世界に入り込んでしまった。 昨今の大河ドラマを見るにあたって、自分の予備知識も広がる。

Posted by ブクログ

2022/02/11

鎌倉草創期、頼朝から義時までの、東国の独立と基盤づくりに伴う駆け引きや血の応酬、読んでいると古今東西、時代の変わり目に繰り返される一つの雛型のように思えました。文中で著者みずから何度も言及されているとおり、(細かな史書の読み込みを踏まえてはいるものの、)学者としてではなく小説家と...

鎌倉草創期、頼朝から義時までの、東国の独立と基盤づくりに伴う駆け引きや血の応酬、読んでいると古今東西、時代の変わり目に繰り返される一つの雛型のように思えました。文中で著者みずから何度も言及されているとおり、(細かな史書の読み込みを踏まえてはいるものの、)学者としてではなく小説家としての想像的視点で書かれていることや、40年以上前の著作であることは踏まえておかなければならないかもしれません。それでも、とにかく面白い。事実がどうだったかなんて所詮後世の人間には推測することしかできないとすれば、永井路子さん流の鎌倉はすごく面白いです。小説よりも面白いかも。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品