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感染症の国家戦略 日本の安全保障と危機管理
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2021/08/27 |
JAN | 9784492444610 |
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著者はWHOと日本で新型コロナ対策の政策立案とオペレーションに従事した阿部圭史という医師である(具体的にどこで何をしたかはよく分からない)。「日本の安全保障と危機管理」という副題がついており、感染症危機管理について包括的に論じ、体系的に理論化した世界初の書籍だという。 宣伝文...
著者はWHOと日本で新型コロナ対策の政策立案とオペレーションに従事した阿部圭史という医師である(具体的にどこで何をしたかはよく分からない)。「日本の安全保障と危機管理」という副題がついており、感染症危機管理について包括的に論じ、体系的に理論化した世界初の書籍だという。 宣伝文句が大げさなので、期待して読んだけれども、感染症の危機管理について、ごく基本的な組織論を論じたに過ぎない印象だった。著者も実践経験があるなら、理論と実際で違うこと、未知の感染症に対して、WHOがどの情報からどのタイミングでどう判断したのか、インテリジェンスやリスク評価の実際について等、もっと盛り込んでもよいのではと思った。組織はこうあるべき、危機管理の責任者はこうあるべき、感染症拡大防止についての基本方針というごく当たり前のことを論じるに留まっている気がした。 コロナ対応の振り返りは必要だし、浮かび上がった課題は解決しておくべきだが、本書と照らし合わせても、日本政府や自治体はそれなりに上手く対応していたので、本書が世に伝えることは保健行政では当たり前のことなのだろうと思う(なので、読者像は謎だった)。 宣伝文句からすれば、若干期待はずれな内容ではあるが、感染症対策についての基本的な知識を得るには及第点。行政が出す行動計画やWHOやCDCが出すプレスを読むにあたって補助線にはなるでしょう。 ただ、感染症対策を語るのに必要な域を超えて、国家主義的な思想が滲み出ている気がするし、なんだかそういう思想の啓蒙もされる感じはあるので苦手な方は引いてしまうかもしれないし、逆に志を同じくする方にとっては、概要を論じたに過ぎない内容以上に感動する本だと思った。「祖国」とかふつうに使われているのを目にする度に、モルダウの曲が頭に鳴り響きました。
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