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現代日本のブックデザイン史 1996-2020 デザインスタイルから読み解く出版クロニクル
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 誠文堂新光社 |
発売年月日 | 2021/08/18 |
JAN | 9784416521304 |
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現代日本のブックデザイン史 1996-2020
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
装幀の写真集ですが、25年前から社会変化による技法や経済状況が変わっていく装幀の話しで時代背景も含まれるので参考になります。ブックデザイントークでは、鈴木成一さんと水戸部功さんの仕事に対する思いの対立がGoodです。あと祖父江慎さんがとても素直で可愛くて聞き手の若い方達とのギャッ...
装幀の写真集ですが、25年前から社会変化による技法や経済状況が変わっていく装幀の話しで時代背景も含まれるので参考になります。ブックデザイントークでは、鈴木成一さんと水戸部功さんの仕事に対する思いの対立がGoodです。あと祖父江慎さんがとても素直で可愛くて聞き手の若い方達とのギャップを感じました。「嘘はだめだけど内緒はいい」とか、いたずらっ子ですね。他、菊地信義さん、佐藤亜沙美さん、名久井直子さんもみなさんキャラが濃いです。そして装幀はこんなに大変なんですね。明日からわたしもがんばりたいと思います。
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こうやってブクログの本棚に上下揃えて並べているだけだと、本の表紙ってその本のアイコンでしかありません。(amazonnでもhontoでも一緒…)逆に読み終えてリアル本棚に収まるときは見えているのは背表紙でしかありません。(書皮に包まれていることも多いし…)でも、紙の本って表1から...
こうやってブクログの本棚に上下揃えて並べているだけだと、本の表紙ってその本のアイコンでしかありません。(amazonnでもhontoでも一緒…)逆に読み終えてリアル本棚に収まるときは見えているのは背表紙でしかありません。(書皮に包まれていることも多いし…)でも、紙の本って表1から含めて商品なんですよね。中身を包む商品パッケージというのとも違うし。本の中身より表紙を覚えていることもある、なんか考えてみると不思議な存在です。そして装丁を楽しむのは①本屋で買う時と、②読んでいる間という2回の接点において、ということになるのでしょう。そんなブックデザインという仕事をまとめた1996年から2020年までの出版クロニクルです。(でも編者たちが言っているようにすべての出版を網羅している訳ではない…)1996年は日本の書籍販売金額が1兆931億円で、そこをピークに2020年の6661億円までの下り坂の歴史でもあります。だから①においては、「見て!興味もって!買って!」というアピールの百花繚乱にも見えてきます。まさにブックデザイン・カンブリア期の一覧になっています。そして音楽と同じようにそれぞれが影響し合っていることも、流行の流れがあることもわかります。そしてそれが出版界の現状の問題点の反映であることも語られています。一方、②においては本を手にした人とのエンゲージをより深くする読書体験の一部としてのブックデザインがより進化していることも見て取れます。装丁は本という存在の可能性のひとつ、とも感じられます。巻末の長田年伸部、川奈順、水戸部功というブックデザイナーでもある編者と鈴木成一、菊地信義、佐藤亜沙美、名久井直子、祖父江慎(この人しか知らなかった…)というバリバリのブックデザイナーそれぞれとのトークイベントの採録も興味深かったです。作家性か職人性か、作品か商品か、中身か外側か…そべてのクリエイテリブ産業のテーマが網羅されていると思いました。
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斜め読みです。 と言うか、ブックデザインはしっかり見ましたよ。 やっぱ、赤瀬川原平! インパクトがあるなぁ。 惜しい人を亡くしたな ホントそう思う。
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