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妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ 集英社新書1080
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2021/08/17 |
JAN | 9784087211801 |
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妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ
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商品レビュー
3.6
12件のお客様レビュー
この新書が出たとき、よかった、と思いました。本の帯文「フェミニズムの「落とし物」がここにある。」に関しては、 落としてないでしょう!「スピリチュアル・フェミニズム」という言葉がちゃんとあるでしょう!これも立派な「女性たちの営み」なんだから分断するんじゃないよ!なんでもかんでもフ...
この新書が出たとき、よかった、と思いました。本の帯文「フェミニズムの「落とし物」がここにある。」に関しては、 落としてないでしょう!「スピリチュアル・フェミニズム」という言葉がちゃんとあるでしょう!これも立派な「女性たちの営み」なんだから分断するんじゃないよ!なんでもかんでもフェミニズムの責任にしてるんじゃないよ!これこそが男性優位主義社会の問題でしょうが!と思いましたが。 求めていた本でした。 (「集英社新書」は、ジェンダー関連については、トピックをピンポイントに捉えた「そのものズバリ」なタイトルの本を出してくれるので、手に取りやすいですし、薦めやすいです)(そのぶん、まだ、このテーマについての本は出ていないのか……このトピックについてはまだないのか……と、もどかしい思いもするのですが) なぜ宗教に”ハマって”しまうのか、なぜスピリチュアルに”ハマって”しまうのか、頭ごなしに否定するまえに、バカにするまえに、彼女たちを取り巻く環境に、目を向けてみましょうよ、彼女たちにどんな態度をとってきたか、自身を振り返ってみましょうよ、他者の信仰は尊重すべきですし、他者の拠り所を腐したりするのは失礼な態度なんですよ、……と、事あるごとに呼びかけたりしているブッククラブです。 (個人名を出すことは避けますが、さまざまな立場の著名人たち……そのひとたちを、特に週刊誌メディアがどのように扱ってきたか、メディア論の観点からも、思うところありますし) (男性優位主義社会の”被害者たち”を男性優位主義者たちが”癒す”構図は、社会の随所に見られます、政治の世界にも見られますし、差別構造を下支えする仕組みにもなっていますので、社会学的観点からも、思うところありますし) (「宗教を信仰する男性たち」「スピリチュアル・占いに頼る男性たち」「ゲンを担ぐひとびと」についての研究もゆるく探しています。オウム真理教関連事件の研究より、もうすこし普遍的な問題として、”誰にでも起こりうること”として扱う本を探しています) 「スピリチュアル」については、その取り組みがセルフケア、セルフラブに向かっているぶんには、他者がとやかく言うことではないですが、他者と過剰に比べたり、他者に対してマウントをとったり、他者を差別したり、攻撃するようになってはダメですよ、というふうに、事あるごとに説明しています。 なんでもそうですが、他者の人権を侵害する「加害行為」に発展してはダメです。 女性の「女性らしさ」を肯定して称揚して礼賛してくれる、宗教やスピリチュアル、「女神信仰」や「母胎礼賛」の、女性は女性というだけで素晴らしいんだ、生理があって、妊娠して出産する女性は、それだけで素晴らしいんだ、という考え方が、一部の傷付いた女性たちの心を癒し、救うであろうことは、想像にかたくありません。 ただし、自分自身を癒し、鼓舞するにとどまらず、他者の在り方を否定したり、子どもを産めない・産まない女性をバカにしたり、「女性らしくない」女性を攻撃したり、トランスジェンダーを差別したりするのはダメです。 他者の名誉や尊厳を毀損したり、他者の人権を侵害する言動は、批判対象です。(詳しくは日本国憲法の第12条・第13条をご参照ください) 最新の生物学によると、この世は男女二元制では、はかれない、人間の性別は男女だけではない、と明らかになっています。(たまに「生物学的に、同性愛などありえない、トランスジェンダーなどありえない」というひとがいますが、嘘です) 宗教の「教義」に基づいて、「この世の性別は男女のみ」と主張するひともいますが、男性にも女性にもあてはまらない、ノンバイナリー(Xジェンダー)という在り方は、古来から、さまざまな国・社会・文化の中に存在しています。 世の中には、科学・生物学・進化論を認めない宗教もあります。「信教の自由」「思想信条の自由」「内心の自由」は、憲法でも認められている尊重されるべき権利です。が、他者の人権を侵害する自由はありません。 この世は男性と女性のみではない、「人間らしさ」とは、もっと多様である、という「事実」が、それぞれの「人間らしさ」を尊重することに繋がるように願っています。 また、あらゆる「依存」については、それが日常生活に支障をきたしている場合、世の中にはカウンセリングなどの支援もあるので、試しに”併用”してみては、と薦めています。頼れる場所は複数あるに越したことはない、という考えです。 (こういうハナシをしたいかた、ブッククラブでお待ちしております。できれば、お手伝いしていただけると、たいへん助かります。手が足りていないです。)
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オカルト好きならお馴染みの「あの界隈」について、「はじめに」を呼んだ時点で良書と分かる、とても良い著作だった。理性的かつフェアであろうとしており、社会への鋭い眼差しがある。 女性がある程度は自身の選択で妊娠や出産をすることが可能になった世の中ではあるけれども、選択の余地があるか...
オカルト好きならお馴染みの「あの界隈」について、「はじめに」を呼んだ時点で良書と分かる、とても良い著作だった。理性的かつフェアであろうとしており、社会への鋭い眼差しがある。 女性がある程度は自身の選択で妊娠や出産をすることが可能になった世の中ではあるけれども、選択の余地があるからこそ尚、決断には困難が伴う。そんな中で妊娠や出産が(ひいては女性の身体性を持つことが)素晴らしいことであるという確信への希求が、スピリチュアル市場」の根底にあるのではないか。というのが私なりに理解したところ。 読みたくなる参考文献も色々出てきてホクホク。 引用: したがって、「スピリチュアル市場」での妊娠・出産に関するコンテンツから透けて見えるのは、社会に対して女性たちが前向きに諦めようとする態度だとも言える。
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ホメオパシーやスピリチュアリズムと、産婦人科の関連がわかる。ジェンダーなどに疎い人でも理解できる内容。 産婦人科に限らず、代替医療や医療読み物、エビデンスなどが気になる方にオススメ。
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