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キリの理容室 講談社文庫
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キリの理容室 講談社文庫

上野歩(著者)

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キリの理容室 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2021/08/12
JAN 9784065245842

キリの理容室

¥220

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2023/01/31

憧れの理容師への第一歩を踏み出したキリ。でも、実際の仕事は思うようにいかなくて!? あとがき&文庫版のためのあとがき収録。

Posted by ブクログ

2022/05/25

若いうちに家を出ていった母親の後を継ぎ、理容師を目指して専門学校を卒業した神野キリ。母親が若い頃勤めていたバーバー・チーで働くことになったが、なかなか髪を切らせてもらえない…。 ちょっと変わった趣向の本である。まあ、キリが色々と苦労をし、理容を任されるようになり、店を拡大し、一...

若いうちに家を出ていった母親の後を継ぎ、理容師を目指して専門学校を卒業した神野キリ。母親が若い頃勤めていたバーバー・チーで働くことになったが、なかなか髪を切らせてもらえない…。 ちょっと変わった趣向の本である。まあ、キリが色々と苦労をし、理容を任されるようになり、店を拡大し、一方で別れが有り、などというドラマの部分は普通のお話であるため、特に引っかかる話でもないだろう。 一方でどうも、作者が理容師っぽいし、そこをわかってほしいと思って書いている部分がちょくちょく見られるのだな。 キリが偏屈だが腕のいいチーに鍛えられ、信頼され、専門学校の優等生アタルとともに新しい店を作っていくあたりは、盛り上がりは薄いものの楽しめるものであろう。 ただ、結構本は読んできたので、多少の飛ばし読みもやらかすのだが、「あれ?」と戻らなければいけない部分も多々見られた作品であった。話を引っ張ったり、場面転換の合図がなく、突然過去に飛んだり1ヶ月先になったり、さっきまでいなかった人が現れるのだ。このあたりは、ずっとお話を書いてきた人という感じがしない。 あとがきに「理容師のための小説賞」といったものを受賞したとのことで、やっぱりなあと納得した。 人物名が「カミノキリ」「マキコ」「アタル」店の名前も「チー」「マキ」「カミノ」と、まあなんと言うか、単純なところも、中高生くらいなら不自然に感じず読めるかな。 -- 追記。 文庫本は、カバーを掛けて読んでるんだけど、カバーを外して折り返しのところに「〇〇大学卒、お仕事小説多数」と書かれていて、ちょっとレビューを考え直した。 プロの作家?「お母さんはKYだから」とかいう文章を書く人が? ちょっとなあ。

Posted by ブクログ

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