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天使のナイフ 新装版 講談社文庫
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天使のナイフ 新装版 講談社文庫

薬丸岳(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2021/08/12
JAN 9784065237663

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商品レビュー

4.3

75件のお客様レビュー

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2025/10/21

久しぶりの小説 一気に読み進めることができた。視点も時々変わる。みんながつながっていく、鳥肌が立つような終盤の展開。

Posted by ブクログ

2025/10/18

「法は罪を裁く。でも、心の痛みは誰が癒すのか。」 犯人は13歳の少年だった——。 娘の目の前で妻を殺された桧山貴志。加害者が少年であったため罪に問われず、4年後、今度はその少年のひとりが殺され、桧山が容疑者となる……。 薬丸岳さんは中山七里さんと並び、社会問題を真正面から描く...

「法は罪を裁く。でも、心の痛みは誰が癒すのか。」 犯人は13歳の少年だった——。 娘の目の前で妻を殺された桧山貴志。加害者が少年であったため罪に問われず、4年後、今度はその少年のひとりが殺され、桧山が容疑者となる……。 薬丸岳さんは中山七里さんと並び、社会問題を真正面から描く作風が印象的な作家です。本作もまた、少年犯罪という重いテーマを通して「法」と「正義」のあり方を問う物語でした。デビュー作とは思えない完成度で、読みながら何度も胸を締めつけられます。 少年犯罪という現実の痛ましさだけでなく、「被害者の視点」から見た感情の行き場のなさ、そして“赦し”とは何かという深い問いが心に残ります。 時代とともに人の心も、法律も変わっていくもの。本作は、法のもとで生きる私たち一人ひとりが「正義」と「感情」の関係を見つめ直すきっかけをくれる一冊です。 ただのミステリーではなく、人間の本質に迫る社会派長編として、強く心に残りました。

Posted by ブクログ

2025/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この作品は、少年犯罪と少年法という難しいテーマを取り扱った作品ですが、これがデビュー作だとはにわかには信じがたい位非常に構成がよく練られた作品だと思いました。 複雑に絡み合ってくるそれぞれの事件とその関係者達。罪を犯しながらも可塑性があるということで、犯罪の質ではなく年齢によって線引きされ、少年法という盾に守られた加害者の少年少女達。反対に何故自分の家族が死ななくてはならなかったのか、もっとも単純で、おそらく犯罪被害者の家族達が一番知りたいであろうこの疑問すらも知ることが出来ない苦悩。犯罪を犯した少年少女達は、その後どう過ごしているのか、自分が犯した罪についてどう考え、どう向き合っているのか、それとも罪を償ったのだからと全てを忘却の彼方へと葬り去っているのか、全く何も知ることが出来ない現状と、被害者家族達の、いくら年数が経とうとも決して消えることのない苦悩との間に横たわる大きな隔たりを、この物語の主人公の桧山さん達を通して気付かせ、感じさせて頂きました。 そもそも何故犯罪は起こるのか? 年端もいかない少年少女達が罪を犯す背景や理由は何なのか? 少年犯罪における可塑性とは何か? 本当の贖罪とは何か? 加害者を赦すとはどういう気持ちになることなのか? 多くの方々は、普段の生活の中で犯罪に関わることは滅多に無いと思います。自分もその内の1人ですが、そんな中で色々と考える機会を与えて頂きました。 難しいテーマの作品でしたが、そこにミステリー要素が上手く合わさって、頁を捲る手が止まらなくなる1冊でした。

Posted by ブクログ