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幻想童話名作選 文豪怪異小品集・特別篇 平凡社ライブラリー920
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幻想童話名作選 文豪怪異小品集・特別篇 平凡社ライブラリー920

アンソロジー(著者), 泉鏡花(著者), 内田百閒(著者), 東雅夫(編者)

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幻想童話名作選 文豪怪異小品集・特別篇 平凡社ライブラリー920

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2021/08/06
JAN 9784582769203

幻想童話名作選

¥715

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2026/04/24

海戦の余波(泉鏡花)、桃太郎/三本足の獣/狼の魂(内田百閒)、おもちゃの蝙蝠(佐藤春夫)、幼虫の曲芸(江戸川乱歩)、ルルとミミ(夢野久作)、人魚の嘆き(谷崎潤一郎)、眠い町(小川未明)、大空のお婆さん(三島由紀夫)、ペンネンネンネンネン•ネネムの伝記(宮沢賢治)、湖水の女(鈴木三...

海戦の余波(泉鏡花)、桃太郎/三本足の獣/狼の魂(内田百閒)、おもちゃの蝙蝠(佐藤春夫)、幼虫の曲芸(江戸川乱歩)、ルルとミミ(夢野久作)、人魚の嘆き(谷崎潤一郎)、眠い町(小川未明)、大空のお婆さん(三島由紀夫)、ペンネンネンネンネン•ネネムの伝記(宮沢賢治)、湖水の女(鈴木三重吉)、寂しき魚(室生犀星)、犬と笛(芥川龍之介)、うなぎ婆さん(与謝野晶子)、ちんちん小袴(小泉八雲)、山太郎(川路重之)、平太郎化物日記(巌谷小波) 期待していたテイストとは違った。ここで私はただの幻想文学が好きなわけではないと思った。全体的にメルヘン感漂う印象を受け、個人的には物足りなく思ったし、よくわからないのも多かった。 私の大好きな乱歩は、いつものエログロではなく一見健全な児童文学っぽく見えたが、乱歩の香りは漂っていた。たとえば話口調はいつものように少しおどけたユーモアを感じさせるものだし、探偵ものでなくても謎解き要素がある。そしてファーブルを持ち出して虫を観察する様子が描かれるシーンには、乱歩作品に共通する「覗き」の要素を感じる。相手をひっそりと観察する姿勢である。例えば『人間椅子』や『蟲』などたいてい乱歩作品にはストーカー的な観察眼がある。そしてきっと、虫のような人間とは違う生態系の思いもよらない能力?を探偵ものでも使おうと思っているからこそ、このようなネタを仕入れ、書けれるのではないかと思われた。 個人的に心に残ったのは『山太郎』である。特に最後の終わり方が詩のように美しく、冷たい風が通り抜けるような後悔が身をよぎふ様子が良かった。他の話は幻想•童話寄りで、私にとっては少し理解に苦しむものもあったが、それは好みの問題だろう。

Posted by ブクログ

2025/07/05

様々な作家の小品集で、夜寝る前やカフェなどでさっと読めるのが良い。 もともと怪異や幻想をテーマにした作品に興味があったため、読んだことがない 作家の作品にも触れることが出来て、いろんな世界に入り込んでいくようで とても楽しめた。 編集者の意図だと思うが、湖や海、生き物などが共通の...

様々な作家の小品集で、夜寝る前やカフェなどでさっと読めるのが良い。 もともと怪異や幻想をテーマにした作品に興味があったため、読んだことがない 作家の作品にも触れることが出来て、いろんな世界に入り込んでいくようで とても楽しめた。 編集者の意図だと思うが、湖や海、生き物などが共通のテーマとなっており、 どことなく作品の中に切なさがちりばめられているように感じる。 今も昔も、水辺や動物は異世界や怪異と縁が深いものらしい。 特に印象的だったのが夢野久作の「ルルとミミ」、 そして与謝野晶子の「うなぎ婆さん」。 「ルルとミミ」は結末に賛否あるが、物語全体に漂う強烈な耽美感。 そしてずっと薄霧がかかっているような倒錯的な雰囲気が忘れられない。 「うなぎ婆さん」は「君しにたまふことなかれ」で有名な与謝野氏が こんな小気味良い軽やかな短編を書いていることにびっくりした。 前半のコミカルなやり取りや物語の締めくくり方が、各地に残る民話伝承のようで とても興味深かった。他にも似たような作風の作品を書いているのだろうか。

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2021/11/30

敬愛する東雅夫氏の編んだ、近代日本の文豪達のものした幻想的な童話のアンソロジー。泉鏡花、内田百閒、谷崎潤一郎、三島由紀夫、宮沢賢治、室生犀星、芥川龍之介などなどなど。どれも佳作揃いで楽しめる。そしてなんと言っても文章のすばらしさ! いずれ劣らぬ名文で、極上の美味。読んで恍惚とする...

敬愛する東雅夫氏の編んだ、近代日本の文豪達のものした幻想的な童話のアンソロジー。泉鏡花、内田百閒、谷崎潤一郎、三島由紀夫、宮沢賢治、室生犀星、芥川龍之介などなどなど。どれも佳作揃いで楽しめる。そしてなんと言っても文章のすばらしさ! いずれ劣らぬ名文で、極上の美味。読んで恍惚とするぞ。文豪達、なんでこんなに博覧強記で語彙力あるねん! しかし、鏡花の擬古文や谷崎の文章など、子供には読むことできんやろ。『広辞苑』にも載っていないような言葉が頻発されるんだぜ。谷崎の「人魚の嘆き」を読んでから表紙の絵を眺めるとまた、感興深い。実に楽しい読書だった。ああおいしかった。

Posted by ブクログ

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