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幻想童話名作選 文豪怪異小品集・特別篇 平凡社ライブラリー920
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幻想童話名作選 文豪怪異小品集・特別篇 平凡社ライブラリー920

アンソロジー(著者), 泉鏡花(著者), 内田百閒(著者), 東雅夫(編者)

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幻想童話名作選 文豪怪異小品集・特別篇 平凡社ライブラリー920

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2021/08/06
JAN 9784582769203

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商品レビュー

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2021/11/30

敬愛する東雅夫氏の編んだ、近代日本の文豪達のものした幻想的な童話のアンソロジー。泉鏡花、内田百閒、谷崎潤一郎、三島由紀夫、宮沢賢治、室生犀星、芥川龍之介などなどなど。どれも佳作揃いで楽しめる。そしてなんと言っても文章のすばらしさ! いずれ劣らぬ名文で、極上の美味。読んで恍惚とする...

敬愛する東雅夫氏の編んだ、近代日本の文豪達のものした幻想的な童話のアンソロジー。泉鏡花、内田百閒、谷崎潤一郎、三島由紀夫、宮沢賢治、室生犀星、芥川龍之介などなどなど。どれも佳作揃いで楽しめる。そしてなんと言っても文章のすばらしさ! いずれ劣らぬ名文で、極上の美味。読んで恍惚とするぞ。文豪達、なんでこんなに博覧強記で語彙力あるねん! しかし、鏡花の擬古文や谷崎の文章など、子供には読むことできんやろ。『広辞苑』にも載っていないような言葉が頻発されるんだぜ。谷崎の「人魚の嘆き」を読んでから表紙の絵を眺めるとまた、感興深い。実に楽しい読書だった。ああおいしかった。

Posted by ブクログ

2021/08/08

 〈文豪怪異小品集〉シリーズも10冊目、"特別篇"と銘打った幻想童話のアンソロジー。  劈頭を飾るのは、鏡花「海戦の余波」。硯友社時代の鏡花最初期の作品。正に国家の時代を思わせる日清戦争期の戦意高揚もので、支那人に対する侮蔑ことばが頻出するなど、特定の編集...

 〈文豪怪異小品集〉シリーズも10冊目、"特別篇"と銘打った幻想童話のアンソロジー。  劈頭を飾るのは、鏡花「海戦の余波」。硯友社時代の鏡花最初期の作品。正に国家の時代を思わせる日清戦争期の戦意高揚もので、支那人に対する侮蔑ことばが頻出するなど、特定の編集意図の下でなければ、現在なかなか取り上げづらい作品だろうと思われるが、今回初めて読む機会を得た。海軍士官の子である少年の態度が一途で健気だが、竜宮の描写など、やはり鏡花を感じさせられる。  内田百閒の童話も、相変わらず不気味。犀星「寂しき魚」、子どもはかえって面白く思えるのかもしれないが、大人になって読むと、この魚は一体何を考えて、このようになってしまったのだろうかと、要らぬことをあれこれと考えてしまいそうだ。  収録作のなかで長めの作品、谷崎の「人魚の嘆き」、賢治「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」は別の機会に既に読んでいたが、それぞれ著者の個性が良く現れていると思う。巌谷小波の「平太郎化物日記」は、この頃はすっかり有名になった稲生武勇伝もの。  夢野久作や三島由紀夫の童話など、代表作品は読んだとしても、なかなか出会えぬ作品を読むことができた。アンソロジーの妙味に感謝。

Posted by ブクログ

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