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雪麻呂 コスモス叢書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 短歌研究社 |
| 発売年月日 | 2021/07/19 |
| JAN | 9784862726766 |
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雪麻呂
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
人生の哀しみと可笑しみを織り交ぜながら、家族や自然への深い愛情が表現された歌集です。著者は、母や姑との関係を通じて、共感を呼び起こす歌を数多く紡いでおり、特に老いと向き合う姿勢が印象的です。歌の中には、日常の中の小さな喜びや、忘れ去られた記憶を呼び覚ます情景が描かれ、読む人に温かな感情をもたらします。また、虫や植物に対する視線が人間に向ける視線と同等であることが、自然との一体感を感じさせます。タイトルから受ける印象も魅力的で、雪の気配とともに思い出が降り積もる様子が、人生の儚さを象徴しています。全体として、柔らかく親しみやすい作風が心に響き、読む人に癒しを与える一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
天の酒ながれ出でたり台風ののちの夜空の紺みづみづし 愛に似て桜はしろしはるかなる憎しみに似てさくらはしろし 雨の日は雨のにほひの 風の日は風のにほひの 聖かたつむり ぶだうパン食べて豆大福食べてわたしはたぶんまだ大丈夫
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小島ゆかりさんの歌集ですね。 小島ゆかりさん(1956年、愛知県名古屋市生まれ) 歌人。宮柊二さんに師事。歌人の小島なおさんのお母さん。 家族愛にあふれた、ソフトな柔らかい親しみやすい作風です。初めて、小島ゆかりさんの歌集を読みましたが、とても感じがいいので、気持ちよく読めま...
小島ゆかりさんの歌集ですね。 小島ゆかりさん(1956年、愛知県名古屋市生まれ) 歌人。宮柊二さんに師事。歌人の小島なおさんのお母さん。 家族愛にあふれた、ソフトな柔らかい親しみやすい作風です。初めて、小島ゆかりさんの歌集を読みましたが、とても感じがいいので、気持ちよく読めました。この歌集は、第三回大岡信賞を受賞されています。 歩くさへ全力の母すぐそこの はるけき夏の郵便局へ のどの奥の奥まで見せてあくびせり 猫は一度も嘘をつかねば すずかけのまだらの幹のつづく道 けふ全天のうろこ雲なり 冷えわたる夜の澄みわたるかなたより もうすぐ天の雪麿呂が来る 蝶がきて風がきて蝶と風がきて 翁は春のベンチとなりぬ 菜の花の丘やたる風の源流に 紀元前といふ時間はありき 降るまへの雨の香濃ゆし武蔵野を おほふ樹林のつばさふくらむ 歳月に入り江あるらし飛ぶ蝶を 見失ひたる夏空の岸 ふるさとの雪ふる夜の思ひ出は 野火はしるごと犬が走れり 風鳴りのかなたから来るしづかなる 濃きひかりありたちまち燕 あかるすぎる秋のまひるま百円の 老眼鏡をあちこちに置く 一群のとんぼ飛ぶとき鳴り出でて 釣鐘となる秋のおほぞら 母がもう忘れたるわが誕生日 未生以前の秋のかぜふく 小島ゆかりさんの十五冊目の歌集だそうです。 「2018年夏から2020年秋までの、おおよそ二年間の作品のなかから、四百五十一首(長歌一首、反歌二首を含む)を収めました。」とあるように、読みごたえのある歌集です。とても素直な気持ちの善い歌集ですので、ある面読んでいて癒される思いがしました。 ほんとうに良い歌集ですね。
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小島ゆかりさんの十五冊目の歌集。 フォロワーさんたちがお読みになっていて、私も読みたーい、と思っていたら、我が市立図書館に所蔵されているのを発見。お取り寄せしてもらう。 マイナス、ネガティブな感情も読ませる歌になっていてさすがだと思った。 虫や鳥、植物に向ける視線が人間に向ける視...
小島ゆかりさんの十五冊目の歌集。 フォロワーさんたちがお読みになっていて、私も読みたーい、と思っていたら、我が市立図書館に所蔵されているのを発見。お取り寄せしてもらう。 マイナス、ネガティブな感情も読ませる歌になっていてさすがだと思った。 虫や鳥、植物に向ける視線が人間に向ける視線と同等に感じて、そこに共感した。 ひらがなに開く単語の効果的な使い方も勉強になった。 タイトルの『雪麻呂』ってかわいらしい響き。 小島さん御本人は「架空の名前」「雪の気配とともに胸に降りてきた言葉」「不思議な懐かしさを感じる」と、あとがきで書かれている。 曇り空から降り注ぐ真白の雪は、降ってはちり積もる感情や歳月のことみたいに思えた。 積もって積もって、やがて跡形もなく消えゆく。 それはひとの一生のことでもあるかもしれないし、ひとの紡ぐ言葉のことであるのかもしれない。 できれば、その雪を見て「きれいだったな」って憶えてくれているひとがひとりでもいればいいですね。
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