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神様の果物 江戸菓子舗照月堂 ハルキ文庫時代小説文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2021/07/15 |
JAN | 9784758444224 |
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神様の果物
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
いやいや終わってしまいました。 なんて面白かったんでしょう! 安吉や長門が京に帰るのに 了然尼が なつめにも 京にいって両親の墓参りをしておいで。 といいます。下石田村から兄の慶一郎も声をかけられ 一緒に京に向かいます。 両親の墓前に 最中の月 を供えたいというなつめに田鶴屋が台...
いやいや終わってしまいました。 なんて面白かったんでしょう! 安吉や長門が京に帰るのに 了然尼が なつめにも 京にいって両親の墓参りをしておいで。 といいます。下石田村から兄の慶一郎も声をかけられ 一緒に京に向かいます。 両親の墓前に 最中の月 を供えたいというなつめに田鶴屋が台所を貸してくれた。 出来上がった 最中の月 を九平治が味見をさせてくれ という。 わざの妙や味の奥深さは まだまだだが 優しく癒される味わいがある。 この味わいは修行しても手にはいるものじゃない。 その後 兄と京をたち 一旦 下石田村にいく。 そこで病人たちに会い 兄を医術に導いてくれた有賀先生の墓脇に 橘の木を見つける。 なつめは 自分の目指すお菓子は 人の心と身体を癒すものだと確信する。 これから なつめのお店作りが始まるのでしょう! 続編も読みたいですねえ!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最後、今までのあれこれがどんどん明らかになり、一気に話が進んでついにシリーズが終わってしまいました。 慶一郎と両親の謎は、ちょっと心苦しいけれど、何よりも恥を嫌う当時の武家の考え方だったのだろうか。恋の奴はいつの時代もややこしい。 江戸の最中の月はずっと醤油煎餅だとばかり思ってたのだが、最後、最中饅頭になることで、より軽い煎餅だったのだと、10巻も経って気づいた。 寒天を活用して、最中を生み出す長門の努力ありきの才能がかっこいい。 なつめが人を癒せるお菓子が作りたいと、最後、自分の神様の果物への道を見出して、具体的に自分のお店の検討までして、最初にあれやりたい、これやりたい病でさまよっていたとは思えない変化に、成長を感じました。 わたしもこれくらい成長したいもんだ。 なつめが両親にお供えした最中の月は思い出の味になったのか、より自分なりの最中の月を求めていくのか…
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初めて読む作者 篠綾子氏の本である。 女性時代小説が、好きであるので手にした本である。 江戸のお菓子屋で、主人公なつめ。 茶道を習っていたので、お正月の花びら餅が、出て来たりして、読み進むのだが、もう一つ、話の展開が、面白くない。 兄慶一郎が、京の生家で、起きた火事とその時の父...
初めて読む作者 篠綾子氏の本である。 女性時代小説が、好きであるので手にした本である。 江戸のお菓子屋で、主人公なつめ。 茶道を習っていたので、お正月の花びら餅が、出て来たりして、読み進むのだが、もう一つ、話の展開が、面白くない。 兄慶一郎が、京の生家で、起きた火事とその時の父母の死の内容も、もう一つ納得できない話。 慶一郎の父も、自分の息子を信用していなかったと言うのも、残念だし、息子の不始末を、家族一連で、死を持って償うやり方もおかしい。 武士として、お家の存続は、何を置いても、必須なのだから。 簡単に腹切りで、償いをさすのは、……? 読んでいて、初めて読んだけど:これが、完結編であることに気がつかず読んでいた。 もう少し、なつめの菓子への情熱や店の候補などや他の菓子職人の繋がりが、分かりにくかった。
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