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リスク心理学 危機対応から心の本質を理解する ちくまプリマー新書379
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2021/07/08 |
JAN | 9784480684042 |
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リスク心理学
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
どのような状況下で人はリスクを感じ、それを避けたい・避けなくてはと思うのか。 コロナ禍での事例など具体的に想起しやすい事例が提示されており、専門的な説明もわかりやすく感じられた。自分はどんなふうにリスクと向き合っていたかな、と振り返るきっかけになった。
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リスク心理学というあまり知られていない学問の基本的な知識がわかる本。 人がリスクを感じる際の心理がわかる。
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二重課程理論をベースに、人々のリスク対応のあり方をわかりやすく説明した本。私は大学で心理学を専攻していたため、当時習った用語が数多く登場し、懐かしい気持ちになった。2因子モデル、ヒューリスティクス、アンカリング効果、確証バイアス、ステレオタイプ、公正世界誤謬などなど… これらの用...
二重課程理論をベースに、人々のリスク対応のあり方をわかりやすく説明した本。私は大学で心理学を専攻していたため、当時習った用語が数多く登場し、懐かしい気持ちになった。2因子モデル、ヒューリスティクス、アンカリング効果、確証バイアス、ステレオタイプ、公正世界誤謬などなど… これらの用語は、用語としては知っていたものの、コロナ禍の状況における具体例が明示されることで、より身近に感じることができた。人間の認知の仕方のクセがわかることで、自分の直感的な感覚を疑ったり、世の中で起きている現象のメカニズムを俯瞰的に分析したりすることができるので、これらの知識を身に着けることはすごく有益だと思う。 リーダーシップは、二重課程理論における2つのシステムの両方を機能させる必要がある、すなわちシステム2で熟慮した政策を打ち出し、さらに公衆のシステム1に働きかけるようなメッセージを出す必要がある、という指摘や、とりわけ日本ではネガティブに語られやすい「同調圧力」が、ネガティブな側面ばかりではなく、集合知の獲得に役立っている面もある、という指摘は興味深かった。 また本書では、各章の章末に、研究者紹介というコラムが掲載されており、一見研究内容とは無関係に見える、研究者の人となりや、著者とのちょっとしたエピソードが語られるが、これは利用可能性ヒューリスティックを利用して、本書の内容を強く印象付けようとする著者の策略(笑)だと思われる。
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