一途なボディガードは極上男子 とろけるように守られてます ルネッタブックス

加地アヤメ(著者)

• 販売会社／発売会社: ハーパーコリンズ・ジャパン
• 発売年月日: 2021/07/14
• JAN: 9784596010506

商品レビュー

2022/05/24

急に危険な目に合うようになった佑唯。理由も分からないこともあり、不安で仕方がなかった佑唯が澄人に頼れるようになったのは本当によかった。あまり知らない相手である澄人に遠慮している佑唯だけど、迷惑なんて全く思わない、頼って欲しい、とちゃんと伝える澄人に安心感を覚えた。祖父の弟子であること以外、謎の存在の澄人だけど、不誠実なことは絶対になさそう。とも思えたし。
大変な目に合っても、周りの人を恨んだり、八つ当たりしたりなんて全くしない佑唯。そんな佑唯と、佑唯のことが大好きな澄人。２人の今後をもっと見ていたくなった。

2021/08/28

ヒロインがヒーローに惹かれるまでが思いの外早くてびっくりしたけれども、実際に一線を越えるまでは長くて、それはそれでびっくりした。
まあ、彼女は何者からか狙われている訳で、相手の正体が分かるまでは安心できないのは分かるけれども。
周りはその正体を知っているようなのに、ヒロインだけが知らないみたいな状況で、彼女と一緒になって不安になりながらの読書となった。
知っていたのなら教えてくれよという。
彼女も一応古武術やっているのに。
結局その見せ場はなかったのは、ちょっと残念。
周りが強すぎるから……

このヒロインを追い詰めていた輩が、本当に最低の人物で、最終的にはかなりえげつない方法を取ってくるんだけれども、そこを黙ってみているヒーローではないので、寧ろ駆けつけるのは非常に早かったという。
人心掌握がなっていない悪役で助かった。

ヒーローは本当に一途で、かなり立場は上の方なのに丁寧口調でのボディガード。
好みなタイプだった。