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星のように離れて雨のように散った
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星のように離れて雨のように散った

島本理生(著者)

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星のように離れて雨のように散った

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2021/07/27
JAN 9784163914015

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商品レビュー

3.4

84件のお客様レビュー

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2025/10/05

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を修士論文に選んだ大学院生の物語。行方不明の父、未完の『銀河鉄道の夜』、書きかけの小説、三つの未完の物語の中で主人公は過去と向き合い、人生の選択をしていきます。 読み始めの印象とは変わって深い内容でした。 銀河鉄道の夜も読みたくなりました。

Posted by ブクログ

2025/07/28

とても愛おしい物語だった。 島本理生さんの本は久しぶりに読んだけど、この本はとても好きだと思った。 主人公の春は、卒論を作成中の院生。 就職も決まり、亜紀君という年上の恋人もいる。 その論文と向き合う事で、一見普通に見える(見せている)自分と向き合う事になっていく。 その、...

とても愛おしい物語だった。 島本理生さんの本は久しぶりに読んだけど、この本はとても好きだと思った。 主人公の春は、卒論を作成中の院生。 就職も決まり、亜紀君という年上の恋人もいる。 その論文と向き合う事で、一見普通に見える(見せている)自分と向き合う事になっていく。 その、過程がよい。 彼女の論文のテーマが宮沢賢治と宗教。特に「銀河鉄道の夜」について。 実はそこに、彼女のルーツというか深い闇が関わってくることに気がついていく。 周りの人も春も、文学を読み解く人が多いからか、物事や特に人の観察力に長けていて、やり取りが面白い。 そして、自分でも耳が痛い事を言われても、素直に受け止める人たちだから、読んでいて心地よい。 ものすごい過去を経験した2人が、自分に向き合って克服して成長していく姿に胸が打たれた。

Posted by ブクログ

2025/05/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりに今読めてよかったな、と思う小説でした。 書店で目にしてから数ヶ月、自宅の本棚の番人(本だから番本?)をしてもらっていたのですが、今朝気がついたらこの本を手に取っていました。 話の中で春が亜紀以外の人と関わり合うことで、関係性や自分の中で隠していたものを見つめ直す流れがとても好きでした。 篠田君との会話で 「他人と自分の問題を混同して責任とか感じないほうがいいよ」 や、吉沢さんとの会話で 「願望と現実の区別はつけたほうがいい。」 とあって、春のいろんなことをごちゃ混ぜにしてしまう癖が自分もそうだなぁと思ったりして、発見の多い読書時間でした。 また、売野さんの 「仲良くなる相手ってそういうものじゃない?お互いに憧れるところや持ってないものがあって、嫉妬よりは好意のほうが上回るかなっていうくらいのバランスが、いい友達なんじゃないかな」 という人間関係における言語化が素敵だと感じました。

Posted by ブクログ