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福沢諭吉が見た150年前の世界 『西洋旅案内』初の現代語訳
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 彩図社 |
発売年月日 | 2021/06/29 |
JAN | 9784801305366 |
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福沢諭吉が見た150年前の世界
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福沢諭吉が見た150年前の世界
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商品レビュー
3.3
8件のお客様レビュー
福沢諭吉が書いた「西洋旅案内」を現代語訳とともに解説を読み進めていくもの。 150年前の西洋や欧米の文化に触れた日本人の様子の面白いこと!興味津々の諭吉に対して保守的な人も共に旅していて(当たり前だが)、その対比もまたいい。 現代語訳だから難なく読めるし、解説でより当時を理解で...
福沢諭吉が書いた「西洋旅案内」を現代語訳とともに解説を読み進めていくもの。 150年前の西洋や欧米の文化に触れた日本人の様子の面白いこと!興味津々の諭吉に対して保守的な人も共に旅していて(当たり前だが)、その対比もまたいい。 現代語訳だから難なく読めるし、解説でより当時を理解できる。 項目も細かくわけてあって読みやすかった。
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福沢諭吉は、江戸末期にヨーロッパに1回、アメリカに2回行って、その時のことを「西洋旅案内」という本として出したそうです。 この本は、その現代語訳および解説です。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/482915804.html
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福沢諭吉の『西洋旅行案内』の現代語訳と著者の解説。 日本には牛車があったのだから馬車も驚かないと思ったが、馬車には驚いたとか、ひとつひとつ当時の日本人の常識に「へー」と思う。 そして、日本がこのとき外国では……?と世界史と結びつけて考えるのは難しいのだが、日本人の西洋旅行記なので...
福沢諭吉の『西洋旅行案内』の現代語訳と著者の解説。 日本には牛車があったのだから馬車も驚かないと思ったが、馬車には驚いたとか、ひとつひとつ当時の日本人の常識に「へー」と思う。 そして、日本がこのとき外国では……?と世界史と結びつけて考えるのは難しいのだが、日本人の西洋旅行記なので、当時の日本の様子と、当時の外国の様子がわかるのも本書の特徴かと思う。 そうか、幕末の動乱期はアメリカの南北戦争前後になるのか。福沢諭吉が南北戦争の直前にアメリカに行って、さらにその6年後にアメリカに行ったので、その前後の様子の描写が楽しく読める。 西洋では日本で働くことはできるか、行くことはできるか、と話しかけられたが、ロシアではロシアに住まないか、ロシア人になれ、と話しかけられたのが、またロシアと欧米の違いがまた興味深い。 自分は高校生のときに、実は福沢諭吉はアジアやアフリカなど経済的に発展していない国を見下していた、と聞き、かなりショックを受けたのだが、この本では、福沢諭吉の欧州贔屓と途上国の見下しが読み取れ残念な気持ちにもなる。今の物差しで当時の思考をはかるのは間違っていると思いつつも。 そういう脱亜入欧の考え方の実際のところを知れたのも、本書を読んで良かったと思うところである。
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