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月まで三キロ 新潮文庫
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月まで三キロ 新潮文庫

伊与原新(著者)

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月まで三キロ 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2021/06/24
JAN 9784101207629

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月まで三キロ

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2026/03/03

6編からなる短編集 〈月まで三キロ〉 表題作。人生に絶望し、死に場所を求めて 青木ヶ原に向かおうとタクシーを拾う主人公。 タクシー運転手は彼を、月に一番近い場所へと 案内する。 運転手は二度と息子には会えない。だが、自分の 父親はまだ生きている、すべてを失ったわけでは ない。いき...

6編からなる短編集 〈月まで三キロ〉 表題作。人生に絶望し、死に場所を求めて 青木ヶ原に向かおうとタクシーを拾う主人公。 タクシー運転手は彼を、月に一番近い場所へと 案内する。 運転手は二度と息子には会えない。だが、自分の 父親はまだ生きている、すべてを失ったわけでは ない。いきなりじわじわとくる話だった。 悲しいけれど、月がとても綺麗だ 〈星六花〉 後輩の美彩と、知人の紹介で男性二人と 食事会に行った、主人公の千里。 そこで気になる男性と出会う。 気象庁東京管区気象台 気象防災部 技術課 技術専門官という肩書きを持つ男性、奥平潤 彼にときめく千里だが、彼には秘密があった。 二人には、生涯の友人となって欲しい。 〈アンモナイトの探し方〉 小学生6年生の朋樹は、夏休みに母の故郷である 富美別(架空の街)にひとりで滞在している。 そこで化石を採取していた気難しい老人、 戸川さんと出会う。アンモナイト探しの場面は、 自分も一緒に化石を探しているような気持ちに なってワクワクした。 〈天王寺ハイエイタス〉 「ハイエイタス」とは「中断」を意味する言葉。 舞台は大阪。主人公の父親に度々金をせびりにくるような元ギタリストだった伯父。そんな伯父が 実は、自分の夢の象徴でもあった高価なギターを 売却し、主人公の家族を救っていたこと を知る‥人情味のある話でとても良かった 〈エイリアンの食堂〉 小さな食堂を営む父娘と、常連客である 素粒子研究員の女性を描いた物語。 「水素は海になり、雲になり、生き物の体もつくりながら、地球を巡っている。あなたもわたしも、 138億年前の水素でできている。だから、わたしたちはみんな宇宙人」 138億年前の水素の話が壮大で素敵。 〈山を刻む〉 自分を後回しにして生きてきた主婦が、 自分の足で人生を歩み始める姿に感動。 最後に彼女が下した決断に驚くが 頑張れ!と応援したくなる。 月の公転や岩石の種類、素粒子など、 科学的な要素が出てくるが、知識がなくても 大丈夫。科学が全ての悩みを解決できるわけではないけれど、科学の要素がこの物語に違和感なく入り込み、ままならない人生を送る登場人物たちの 心にそっと寄り添う。 読書仲間さんに勧められて読んだ本。 どの話も心に残り、とても良かったので、 私もこの本を誰かに勧めたい。 あと、特別掌編〈新参者の富士〉と 著者と逢坂剛氏の対談も収録されている

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2026/03/03

受験生、リストラ(だったかな?)、専業主婦など…の人たちが壁にぶち当たり、絶望してる中で天文学や火山学などの博識な人と出会い、未来に希望をもつ。そんな短編集。名言が多すぎてたくさんメモをしてしまった。 特に感心したのは、、 体のほとんどが水素でできていて、それを循環してるから、過...

受験生、リストラ(だったかな?)、専業主婦など…の人たちが壁にぶち当たり、絶望してる中で天文学や火山学などの博識な人と出会い、未来に希望をもつ。そんな短編集。名言が多すぎてたくさんメモをしてしまった。 特に感心したのは、、 体のほとんどが水素でできていて、それを循環してるから、過去から未来のみんなや、惑星にいるだろう生命体も私たちの兄妹みたいなもの こういう考え方が好きだなぁと思った。

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2026/02/28

伊与原新さんの作品二作目の読了 今回も本当に至高の短編達に出会えた。ボリュームあって味も濃い満足いく料理というよりは普段は行かないけどちょっと贅沢して量は少ないけど、これが高級で美味しい料理なんだなと思って食べる料理。って感じ。とにかく読後感が気持ちいい。 本の値段は別にリーズ...

伊与原新さんの作品二作目の読了 今回も本当に至高の短編達に出会えた。ボリュームあって味も濃い満足いく料理というよりは普段は行かないけどちょっと贅沢して量は少ないけど、これが高級で美味しい料理なんだなと思って食べる料理。って感じ。とにかく読後感が気持ちいい。 本の値段は別にリーズナブルです。本の中身が、上品って話です。例えが下手です。 独立した6話+オマケ そして今回も登場人物が大きく成長して最高の結果を手繰り寄せることはない。 些細な日常の中で、各話各話の主人公が少しの決意をして、そしてキッカケを掴み、心がフワッとラクになる。そんな瞬間達に立ち会える。 こういうのは本当に好きだ。自分のことのように勇気がもらえる。 日々仕事をしていても大小あるがこんな時はある。自分だって伊与原新さんの描く世界の主人公だとしてもおかしくないよなって思える。 科学的なことは日常ではほぼないですが… おすすめは全て。 本当に全部が面白い。でもあえて特別に一つを挙げるなら二話目の「星六花」 今期を逃してしまったかもしれない女性が、ふとした出会いで知り合った男性に思いを馳せる話 話の展開、2人の人間、起承からの前述している転。そして世界が大きく変わるわけではない結へ 自分の歳も近いからかもしれない。思いを重ねてしまってるからかもしれない。 この本に勇気をもらえてるのは俺だけじゃないはず。 伊与原さんの作品 次は何も知らない時にたまたまNHKで見てたドラマ。宙わたる教室。読みたいですね、

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