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修羅場のケーススタディ 令和を生き抜く中間管理職のための30問 PHPビジネス新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2021/06/18 |
JAN | 9784569849638 |
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修羅場のケーススタディ
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
上司の理不尽な指示、プロジェクトの行き詰まり、クレームの嵐…。リーダーが直面する「修羅場」の数々をケーススタディとして示し、それらを切り抜けるための思考法を説く書籍。 修羅場を乗り切れるか否かは、リーダーがいかにリーダーシップを発揮するかにかかっている。リーダーシップを発揮する...
上司の理不尽な指示、プロジェクトの行き詰まり、クレームの嵐…。リーダーが直面する「修羅場」の数々をケーススタディとして示し、それらを切り抜けるための思考法を説く書籍。 修羅場を乗り切れるか否かは、リーダーがいかにリーダーシップを発揮するかにかかっている。リーダーシップを発揮するためには、次の2つのことが必要である。 ・ポジションを取る:何事においても、「自分はこう思う」という意思表示を明確に行う。 ・決めたことをやり切る:決めたことに反対する人がいても、泥臭いヒューマンスキル(ダークサイドスキル)を駆使しつつ、それをやり切る。(結果が出るまでには、相応の時間がかかる。不安でも大丈夫と部下を励まし乗り切る) 修羅場を乗り切る力を鍛えるのに最適なメソッドが「ケーススタディ」。これによって当事者になりきり、自分なりの仮説を立てながら思考実験を行うことができる。例えば以下のようなもの。 ■前任者の無茶なやり方によって現場が疲弊している場合 →1人で前任者に挑むのではなく、部下を巻き込んで「チームの総意」で戦う。そして、新しいやり方で結果を出す。 ■役員から強気の事業計画を立てるよう迫られた場合 →まずは現実に即した計画を立て、ロジカルに説明する。それでも納得しないなら、裏技を駆使して役員と戦う。 ■抜擢したマネジャーが部下から総スカンの場合 →自身が現場に降り、両者の正面衝突を回避するとともに、周りの人から情報を集め、状況を冷静に判断する。 ■プロジェクトが人手不足かつ納期が延ばせない場合 →会社にプロジェクトの重要性を訴え、人を回してもらえるよう交渉する。また、社内外のリソースを上手に借りる。(仕事ができる人はうまく人を巻き込み、自分だけで何とかしようとしない) ■新サービスのトラブルで、クレームが殺到した場合 →速やかに顧客に謝罪し、情報開示を行う。そして現場担当者のフォローを行った上で、問題解決に向けた議論を促す。(誰のために仕事をしているか?顧客のため)
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IGPI木村氏によるダークサイドスキルの続編のような本。リアルな部分が語られておりよい。 メモ ・ポジションをとるということ ・決めたことをやり切る力。 ・顧客を巻き込む。、顧客に語ってもらう ・リーダーは提案をもっておくべき。批判を批判で終わらせない ・メンタルダウンを起こさせないこと。チームの力を最大化すること ・
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著者はIGPIのパートナーの木村氏。過去に出版された「ダークサイド・スキル」も読みましたが、参考になった記憶があります。 感想。面白かった。修羅場の一端を疑似体験できた気がします。修羅場の突破方法に正解はないと思うのですが、経験値がモノをいう部分もあるだろうし、参考になりました。 備忘録。 ・過大な目標が課された時に、「みんなで頑張ります」は、「みんなで沈みます」になりかねない。みんなで材料を積み上げることが空箱を積んでるだけになっていると、それは問題の先送りに過ぎない。 ・改革派二代目息子社長と、保守的な古参社員のどちらについていくか。それは人で選ぶのではなく、「事業を成長させていくために何をするべきか」にフォーカスして考える。その結果二代目の考えが正しいと思うなら、翻訳者となって古参社員とコミュニケーションを買って出る。 ・終身雇用&年功序列時代なら、上の言うことを聞いていればそれなりの役職をもらえたが、もうそんな時代ではない。波風立てて、自分で決めて、リスクをとってやり抜いた人が力を高めて、どこかで評価される。 ・リーダーに抜擢された人が、部下と上手くやれていない時、当事者双方の話を聞いても解決に導くのは難しい。周囲の人からも情報収集をして、解決策を探ると良いらしい(‥足りない気がするが) ・組織再編で現場が大混乱で元に戻して欲しいと言われた時にどうするか。先ずはなぜ当初その判断をしたのかを再度説明する。この時に自分の言葉で語る。「コンサルタントの提案だからさ」「俺も仕方なくやってるんだよ」みたいな言動は良くない。そしてメンバー一人一人の意見を聞いてみる。全員反対だったらまずいが、そうでなければやり抜くのみ。全会一致の改革案など存在しないと思うべし。 ・余力があるうちの撤退は評価されるべき。 ・新しい戦略を実行に打ちした後、トラブルが発生。最初のポイントはそのトラブルを予見できていたかどうか。ただ予見できていないことの方が多いだろう。原点に立ち返り、ファクトと数字で目指すべき形が新しい戦略であるならばそれに拘れ。
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