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ディズニーとチャップリン エンタメビジネスを生んだ巨人 光文社新書
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ディズニーとチャップリン エンタメビジネスを生んだ巨人 光文社新書

大野裕之(著者)

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ディズニーとチャップリン エンタメビジネスを生んだ巨人 光文社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2021/06/15
JAN 9784334045470

ディズニーとチャップリン

¥330

商品レビュー

4.4

10件のお客様レビュー

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2024/11/08

エンタメ界に2つの巨星。ディズニーとチャップリン。 この2人の関係性は、想像以上に濃く、そしてドラマチックだった。 全世界で知らない人はほとんどいないだろうという放浪紳士チャーリーとミッキーマウス。 まさか、ミッキーマウスが目指していたものがチャーリーだったとは。 ディズニーの...

エンタメ界に2つの巨星。ディズニーとチャップリン。 この2人の関係性は、想像以上に濃く、そしてドラマチックだった。 全世界で知らない人はほとんどいないだろうという放浪紳士チャーリーとミッキーマウス。 まさか、ミッキーマウスが目指していたものがチャーリーだったとは。 ディズニーの伝記も読んだけど、そこにはそこまでチャップリンに対する事は書かれていなかった気がする。 ディズニーが著作権については恐ろしいほど厳しい、というのは様々な都市伝説とともに一般の人でも知っている。まさかその根源がチャップリンだったとは。 「著作権は絶対に渡しちゃダメだ」という教えを守ったからこそ、今のディズニーがある。 そんな2人を引き裂いたのは、第二次世界大戦。 「独裁者」を作り、平和を訴え続けたチャップリン。 時代の流れに乗り、アニメを軍需産業として危機を乗り切ったディズニー。 ここから両者が実際に交わることは無くなってしまう。 ただ、きっと時代がそうさせたというだけで2人ともお互いの作品を認めないなんてことは絶対になかっただろう。 「チャーリーは私に、最上のコメディにおいて、人は主人公に同情しなければならないということを教えてくれた。主人公の行いに笑う前に、主人公のために涙を流さなくてはいけない、と」 ディズニーがチャップリンから受けたこのアドバイスに、ディズニー作品の真髄が詰まっていると感じ、自分は最も感激した。 この2人の魂は、今も様々な映像の中で生き続けている。 熱い本でした。

Posted by ブクログ

2024/04/25

めちゃくちゃおもしろかったです。チャップリンとディズニー、どちらも超メジャーな人物なのに、知らない話ばかりでした。 それぞれに似ているところもあり、対称的なところもあって、現在の作品の残り方もそれに合った形になっています(チャップリンは著作権をすべて持っていて、配信されていない。...

めちゃくちゃおもしろかったです。チャップリンとディズニー、どちらも超メジャーな人物なのに、知らない話ばかりでした。 それぞれに似ているところもあり、対称的なところもあって、現在の作品の残り方もそれに合った形になっています(チャップリンは著作権をすべて持っていて、配信されていない。ディズニーは黎明期からテレビに目をつけて、今では配信で多くの利益を得ている)。 子どもの時に観て以来、観ていない作品(特にチャップリン)を観たくなりました。

Posted by ブクログ

2024/01/21

チャップリンに詳しい方には、彼の偉大さがよく伝わる本だと思うが、私はチャップリンの映画をほとんど知らなかったためあまりよくわからなかった。ディズニーは結構好きなので、戦争との関わり方や思っていたウォルトディズニーと実際のディズニーはやや乖離があった(ストライキへの対応や映画ビジネ...

チャップリンに詳しい方には、彼の偉大さがよく伝わる本だと思うが、私はチャップリンの映画をほとんど知らなかったためあまりよくわからなかった。ディズニーは結構好きなので、戦争との関わり方や思っていたウォルトディズニーと実際のディズニーはやや乖離があった(ストライキへの対応や映画ビジネスへの関わり方)点について興味深かった。

Posted by ブクログ