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無と意識の人類史 私たちはどこへ向かうのか
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2021/05/28 |
JAN | 9784492223987 |
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無と意識の人類史
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商品レビュー
4.1
15件のお客様レビュー
思っていた様子と違ったので、途中で何回か断念しそうになりました。話題の内容はあらかた入っているので、人新生みがあるのですが、個人的に展開する論理は空中戦のような印象を持ちました。それぞれの情報はいいものが多いので、ここに自分自身で考えるための話題収集にはとても良い気がしました。
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人類史における拡大・成長と定常化のサイクルは、3つのフェーズに分けられる。 それは、狩猟採集社会、農耕社会、そして産業化(工業化)社会である。各社会では、成長の後、定常化するまでに、人の意識にはそれぞれ変化があったのだとか。 狩猟採集社会では、心のビッグバンがあり、人間のこ...
人類史における拡大・成長と定常化のサイクルは、3つのフェーズに分けられる。 それは、狩猟採集社会、農耕社会、そして産業化(工業化)社会である。各社会では、成長の後、定常化するまでに、人の意識にはそれぞれ変化があったのだとか。 狩猟採集社会では、心のビッグバンがあり、人間のこころという固有の領域が生まれた。農耕社会では、枢軸時代/精神革命があり、キリスト教などの普遍宗教が生まれた。 そして、産業化(工業化)社会では、地球倫理という考え方が生まれた。つまり、地球資源や環境、人間の寿命は有限であることを意識し、宗教の多様性を理解しつつ、それらの根底にある自然信仰を積極的にとらえていくということだ。 しかし、それだけでは不十分であり、もっと超長期つまりビッグヒストリーを考えないと駄目なんだ。宇宙の誕生、いやそれ以前からの歴史を考えないといけないというから、なんとも壮大な話である。
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歴史、哲学、物理学を駆使して「無」あるいは「死」について考察していく本。現在は人類史の3回目の「成長・拡大」からの「定常化」の時期にあり、その先の「無」は何なのかを考える。生と死は断絶したものでなく融合していて、認知症はそんなファジーな位置にあると。 なかなか理解し難い部分もあっ...
歴史、哲学、物理学を駆使して「無」あるいは「死」について考察していく本。現在は人類史の3回目の「成長・拡大」からの「定常化」の時期にあり、その先の「無」は何なのかを考える。生と死は断絶したものでなく融合していて、認知症はそんなファジーな位置にあると。 なかなか理解し難い部分もあったが、宗教、文明、環境さらには「火の鳥」「アマテラス」などを引き合いに説明を試みてくれている。
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