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薬物売人 幻冬舎新書620
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薬物売人 幻冬舎新書620

倉垣弘志(著者)

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薬物売人 幻冬舎新書620

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2021/05/26
JAN 9784344986220

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商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2023/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

薬物売人ってきっと、案外近くにいて、普通に暮らしているんだろうなと思っていたので、答え合わせ的に読んでみた。 薬物売買のことから、捕まって収容所にいる間のこと、その後のこと。売買も使用も自己責任で他人に危害を加えない範疇を守っているからか、家族にも仲間にも恵まれているし、著者は犯罪者ではあるけど悪い人とは思えない。 一度手を出すとやめられず、繰り返す。という中毒性はよく聞くし、実際著者もコントロールできているようで、完全に断つことはできずにいた。最後、著者は自分を変えられないから、環境を変える。そこまでしないとやめられないほど、リスクばかりの選択なのだと、きっと大半の人が知る前に手を出してしまうんだろうなと。

Posted by ブクログ

2021/10/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

田代まさしにマリファナを売った売人の話。著者本人もさまざま薬物をやっている。六本木でバーを経営しながら薬物を売っていた頃の話、刑務所の中の話、不良だった子供時代の話、そして出所後、再び薬物に手を出すも考え直して八重山の離島に移住してからの話。大抵の薬物依存症の本は徐々に薬物に溺れていく描写が痛々しく、一度立ち直ったとしても今後はどうなるか分からないーー、という後味の悪い終わり方をしているのだが(当たり前か)、本書はどのエピソードもどことなく「楽しそうだなぁ」という雰囲気がつきまとう。著者本人の明るく社交的な人柄のなせる技なのか、多くの人に信頼させ薬物を捌くため身につけた技なのか、薬物系ノンフィクションにありがちな悲壮感はあまりない。ちなみに拘置所で出会った懲役15年になりそうな若者は横浜港バラバラ殺人事件(2009年)の共犯者と思われる。

Posted by ブクログ

2021/09/23

依存性薬物の売人は最も低級で俗悪で下劣な生業である。罪のない人々に依存性薬物を販売すると人格が下劣になる。好きだからと言って毒を食べたら死んでしまう。依存性薬物を吸引するよりも本を読む方がどれだけ良いか。どうして、掃きだめの中に落ちていくのか。

Posted by ブクログ

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