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帰れ野生のロボット 世界傑作童話シリーズ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
| 発売年月日 | 2021/05/21 |
| JAN | 9784834085211 |
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帰れ野生のロボット
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帰れ野生のロボット
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商品レビュー
4.2
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読みきかせで読了。 ロズのこと、もうロボットではなく、心を持った尊い生き物としか思えない。 ロズが捕まる直前の別れのシーン、 ロズが語る思い出話のシーンは正直、泣きそうになったのを懸命に堪えた。 次作にどう繋がるか、ドキドキである。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「野生のロボット」の続編、というよりほとんど後編。私は間を置かずに正編と続編を読むことができたが、この二冊の出版に三年の隔たりがあることを考えると、さぞや当時の読者はやきもきしたことだろう。そのくらいこの続編には価値があり、この二冊を合わせて一つの物語が完結したと言える。 細かく章が分かれていることに変わりはないが、一つ一つが正編よりもやや長めに構成されている印象(それでも十分に読みやすい)。それも、物語に熱が入ったがゆえにぶつ切れなくなった感じを受けるので、自然読者としても応えるように集中力が高まる。加えて、物語が無人島から人間社会へと舞台を移し、登場人物(や動物)がぐっと増えると同時に、多様なロボットの存在や人間の生活にも言及され、世界観に奥行きが出ている。その複雑さに比例してロズの心は益々育ち、故郷に帰れない現状を嘆くあまり記憶を消してしまいたいと願ったり、農場の人々や牛たちを置いて故郷へ帰ることに罪悪感を抱いたり、生き物特有の生き汚い部分を除いて、人間とほぼ遜色ない感情を有するまでに成長する。それらが全く破綻なく、バランスよくまとめられていることに、作者の相当な熟考の軌跡が感じられ、正編も含めたこの物語をより一層意義深いものに仕上げている。 正編で垣間見た人間の生活が、その世界への影響が、続編では濃密に描かれる。人間の快適な生活のためだけに黙々と働くロボットたち、人間に翻弄されながらも逞しく生きる動物たち、これほど技術が進化しても戦争はなくならないこと、、、これらは確かに、今現在の人間社会の在り方、自然と科学の関係など、あらゆる問いを私たちに投げかけている。それでも私にはやはり、この物語の主軸は「生きること」、その「哲学」なのだと感じられた。第八十章が最も象徴的で、モロボ博士とロズの会話はその全てが余すことなく哲学である。生きるとはどういうことか?存在意義とは?感情の有無の定義は?母親とは?故郷とは?自分は果たして何者なのか?正編から始まったロズの物語、ロズの人生が、ロズを作り出した人間(母)との対話によってはっきりと輪郭を帯びていく。そしてその輝きが眩しく感じられるのは、私たち人間もロズと同じように「生きること」という命題を抱えていて、自分の輪郭を探している最中にいるからではないだろうか。 ロズはようやく本当の自由を手に入れて、明確に自分の人生を歩みだした。相変わらず知らないこと、知りたいことはあるものの、自分はどこからきたのか、どう生きていきたいのか、何が自分を喜ばせるのか、という一番大事なことを知れた。そしてそれを知っていれば、いつでも主体を自分に置いて生きることができる。これが現代社会を生きる人間にとっていかに難問か。漠然と「愛されている」と思えるほどに満たされることが、人間にとってどれほど遠く、同時に考えられないほど近くに転がっているのか、ロズの物語を通して、再認識する日々だった。 「わたしはあなたの母親ではない」と言い切ったモロボ博士に対して、ロズは「わたしが最初にキラリに言った言葉です。でも、それはまちがっていました」と答える。このやりとりは本当に熱いし深い。だってロズを無人島に送り届けてさよならをするときの博士は、もう母親だったもの。ロズの物語とそれを彩る仲間たちが、今後も「愛されながら」充実した生を全うできますようにと、それこそ母親のような気持ちで本を閉じる。そんな温かい気持ちになれる本でした。次も楽しみだね。
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野生のロボットの続編です。(野生のロボットを読んだらこの作品もすごく気になって読まざるを得ないと思います。続編というより後編という感じかも?)思った以上にハラハラドキドキの大冒険で、面白かったです。さらなる続編の『守れ 野生のロボット』も読みたいと思います。
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