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滅びの園 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2021/05/21 |
| JAN | 9784041112410 |
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滅びの園
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商品レビュー
4.2
53件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
恒川ワールド、とても楽しかったです。 自分が鈴上誠一だった場合、愛する妻子がいる状況だったらそうせざる得ないよなと思いました。 最後、絶望を味わる際に言われた、鈴上さんと野夏さんが違うのは、地球の地獄を見たかどうかと言われ少し納得はしました。 プーニー現象と昨今のコロナ禍が被るところがあり、想像の世界でとても楽しく読むことが出来た小説でした。 恒川ワールド最高です。
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ある日サラリーマンの鈴上誠一は不思議な世界に迷い込む。魔女や魔法使いがいるけども平和な世界に。過去の現実のことは朧気になっていた。 一方現実の地球では謎のプーニーという生き物が全てを食いつくそうとしていた。 なんともいえない読後感。因果応報だなあと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
あらすじを目にしてから読んだら、想像と違う始まり方で意表を突かれた。 異界と地球、それぞれに生きる登場人物の視点の切り替わりが、ファンタジーとSFを行ったり来たりしているみたいで独特な雰囲気。 プーニーが現れてから人々の営みが死と隣り合わせになり、様々なことが制限される状況は、3.11後やコロナ禍を思い起こさせる。 プーニーの生体や異界の仕組みなどについては科学的な解説があまりなく、ふんわりしている。しかし、社会がどう変わったかという描写は細やかでリアリティがあるので、世界観に説得力が生まれているように感じた。 鈴上さんに対する印象が、物語が進む中でどんどん変わっていくのは、バイアスに関する思考実験みたいに思えた。それくらい、複雑な立場のキャラクターだった。 彼だけが結果的に何かを成し遂げることなく終わったのは、自分が本来生きるべき世界と向き合って足掻くだけの未練がなかっただけ、というのが哀しい。
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