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平井呈一 生涯とその作品
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 松籟社 |
発売年月日 | 2021/05/01 |
JAN | 9784879844071 |
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平井呈一 生涯とその作品
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英米怪奇文学の翻訳者、平井呈一の詳細な年譜と未発表作品、評論や随筆、関係者の回想録を収録。 470ページのうちその半分近く(200ページ)が年譜という読み応えたっぷりの大ボリューム。膨大な資料を調査されていて凄いです。 呈一の双子の兄が、上野うさぎやの主人、二代目喜作であること...
英米怪奇文学の翻訳者、平井呈一の詳細な年譜と未発表作品、評論や随筆、関係者の回想録を収録。 470ページのうちその半分近く(200ページ)が年譜という読み応えたっぷりの大ボリューム。膨大な資料を調査されていて凄いです。 呈一の双子の兄が、上野うさぎやの主人、二代目喜作であることは有名ですが、その双子の父親である初代喜作が川上音二郎一座の番頭であった辺りや、そこから尾崎紅葉、河東碧梧桐と交友関係が広がっていくところなど興味深いですね。(この双子の息子達と文学とを結びつけたのは、この父親の人脈がスタートというわけで) 例の事件に関する本書のスタンスについては、冒頭で謳われている通りなので、その他の視点からの描写は、 「花火・来訪者」(岩波文庫) 「荷風を盗んだ男 「猪場毅」という波紋」 辺りを読むと、より理解が広がるかと思います。
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