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キャクストン私設図書館
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キャクストン私設図書館

ジョン・コナリー(著者), 田内志文(訳者)

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キャクストン私設図書館

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2021/05/19
JAN 9784488011093

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商品レビュー

3.7

16件のお客様レビュー

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2024/10/27

感想 本はひとつの宇宙。交わることはなく、外からの干渉も許さない。はず。人間の想像力はそのタブーを軽々破る。だけどみんな自分の家に帰る。

Posted by ブクログ

2024/03/04

お気に入りの1冊になった。 タイトルのキャクストン私設図書館のシリーズが2つと失われたものたちの本のスピンオフが1つ、裂かれた地図書というシリーズが5つ入っている。 キャクストン私設図書館は本の登場人物たちが暮らす施設。 物語に対して誰しもが「この本の結末がもっと〇〇なものだっ...

お気に入りの1冊になった。 タイトルのキャクストン私設図書館のシリーズが2つと失われたものたちの本のスピンオフが1つ、裂かれた地図書というシリーズが5つ入っている。 キャクストン私設図書館は本の登場人物たちが暮らす施設。 物語に対して誰しもが「この本の結末がもっと〇〇なものだったらいいのに」、「この本のこの部分はもっとこうした方が素敵なのに」みたいに思ったことが少なからずあると思うんだけど、ジョン・コナリーにも同じようにそういう感情があったんだろうなと思う。 物語に対する愛が伝わってくるしもし世界のどこかにこんな場所が本当にあったらと想像すると楽しくなる。 読んでいてなんとなくどんよりした天気の風景や埃っぽい部屋が浮かんでくるけど雰囲気は明るいと思う。 一方裂かれた地図書はかなりダークだし少しホラーも入っている。グロ苦手な人は要注意かもしれない。 この物語は「分からないということを楽しむ」というのが好きな人(少なくとも苦手ではない人)は楽しいけど、そうではない人にとっては読んでて苦しいだろうなとも思った。 結局どういうことは私もよく分からなかったけど次は何が起こるんだろうというワクワクや真相に1歩ずつ近づいているかもしれないという高揚感があり読んでて楽しかった(こういう好奇心旺盛な人はきっとあの世界では危険通り越して悲惨な目に遭うと思うけど) あんまり詳しくないけどクトゥルフ神話みたいな要素も感じた。そういうジャンルのものやオカルト系の話が好きな人にとてもおすすめ。 失われたものたちの本のスピンオフは、これもまたグロ注意だけどあの登場人物のちょっと意外な一面というか発言が見れて楽しく読めた。

Posted by ブクログ

2023/12/17

「失われたものたちの本」から入った私にとって、「裂かれた地図書」はダークファンタジーの面白さを確固たるものにしてくれた。 本にまつわるお話ばかりなので本好きにはたまらない一冊だった。 あとがきの「本というものを一つの宇宙として捉えるコナリーだからこそ」という言葉の通り、本の持つい...

「失われたものたちの本」から入った私にとって、「裂かれた地図書」はダークファンタジーの面白さを確固たるものにしてくれた。 本にまつわるお話ばかりなので本好きにはたまらない一冊だった。 あとがきの「本というものを一つの宇宙として捉えるコナリーだからこそ」という言葉の通り、本の持ついろんな特性を味わえる本だった。

Posted by ブクログ

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