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好色五人女(ワイド版) マンガ日本の古典 24
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好色五人女(ワイド版) マンガ日本の古典 24

牧美也子【著】

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好色五人女(ワイド版) マンガ日本の古典 24

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2021/05/07
JAN 9784124036220

好色五人女(ワイド版)

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2025/05/16

 本書の著者の牧美也子は、『銀河鉄道999』の松本零士の妻であり、その作画は凛々しくはっきりとした線で、美男子、美女を巧みに描いている。本作品は、井原西鶴の代表作『好色五人女』を原作とし、五つの物語が描かれている。 第一話は、「姿姫路清十郎物語」(お夏清十郎)である。  これは...

 本書の著者の牧美也子は、『銀河鉄道999』の松本零士の妻であり、その作画は凛々しくはっきりとした線で、美男子、美女を巧みに描いている。本作品は、井原西鶴の代表作『好色五人女』を原作とし、五つの物語が描かれている。 第一話は、「姿姫路清十郎物語」(お夏清十郎)である。  これは、1662年(寛文2年)に姫路で起きた商家・但馬屋の娘、お夏と手代の清十郎との密通事件を題材とする。清十郎は室津の酒屋の息子で、くるわ遊びにより身代を潰した後、姫路で手代となる。二人は駆け落ちを試みるが、捕まり、清十郎は殺罪に処せられる。罪状は700両の盗難とされた。なお、盗みは10両以上に及ぶと死罪となり、婦人や人妻との密通も死罪だった。 第二話は、「恋草からげし八百屋物語」(八百屋お七)。  これは、1682年(天和2年)に江戸本郷森川で発生した八百屋八兵衛の娘、お七の放火事件を題材とする。八百屋の付近に火事が起こり、八百屋は本郷駒込の吉祥寺に避難した。お七は、そこに若衆の小野川吉三郎がいて、彼と恋仲となる。火がおさまり、八百屋の家族は本郷に戻った。お七は吉三郎に会いたくて火を放ち、火刑に処される。吉三郎は出家して西運となり、お七の供養を行う。 第三話は、「中段に見る暦屋物語」(おさん茂右衛門)。1  これは、683年(天和3年)、京都で大経師の暦屋の妻おさんと、実家の奉公人・茂右衛門の密通事件を題材とする。二人は密通し、駆け落ちを図るも、磔になることを知る。彼らは丹波へ逃れるが、偽の入水自殺が見破られ、結局捕らえられる。 第四話は、「情を入れし樽屋物かたり」(樽屋おせん)。  これは、1685年(貞享2年)、大坂天満にて、樽屋の人妻おせんと麹屋長左衛門との密通疑惑が題材。長左衛門の妻から二人の密通が取り沙汰される。あらぬ疑いであるが、おせんは自害し、長左衛門も死刑となる。 第五話は、「恋の山源五兵衛物語」(おまん源五兵衛)。  これは、寛文年間に薩摩で起きたとされる心中事件を題材とするが、ハッピーエンドとなる。琉球屋の娘お万と、両替商の息子源五兵衛は、幼なじみである。友人の八十郎が突然死し、源五兵衛は、出家するが、お万は積極的に源五兵衛に言いより、二人は結ばれる。  これらの物語に共通するのは、江戸時代は不義密通に対する厳しい罰則が取られている点である。  江戸時代の不義密通については『御定書百箇条』の中に「四十八.密通御仕置之事」に記載されている。妻が不倫をした場合は死刑、不倫相手の男も死刑。夫が妻と不倫相手の双方を殺したとしても罪には問わないという厳しさだった。江戸時代は儒教の思想が社会倫理の基盤となっており、家族や血筋の純潔が重視されていた。不義密通は家名や家族の名誉を傷つける行為とみなされた。  そして、このような事件が起き、井原西鶴の物語となる。

Posted by ブクログ

2021/05/13

自由恋愛が禁じられた封建制下、打算もなく一途な愛を貫いた五人の女たち……事実に材をとった西鶴の代表作を華麗に描く。

Posted by ブクログ