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戦国の村を行く 朝日新書816
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/05/13 |
JAN | 9784022951267 |
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戦国の村を行く
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商品レビュー
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5件のお客様レビュー
織豊期、領主:支配層と村人:百姓は、ほぼ対等に渡り合っていたということに、新鮮な驚きを覚えた。支配層の為政に不満があれば裁判もし、それでも聞き入れられなければ逃散も辞さない。しかも、戦乱の際に村人は、領主の館、寺社、果ては山の中の簡易な「城」に避難して、生命と財産を守るしたたかさ...
織豊期、領主:支配層と村人:百姓は、ほぼ対等に渡り合っていたということに、新鮮な驚きを覚えた。支配層の為政に不満があれば裁判もし、それでも聞き入れられなければ逃散も辞さない。しかも、戦乱の際に村人は、領主の館、寺社、果ては山の中の簡易な「城」に避難して、生命と財産を守るしたたかさがあったのだ。まさに自助・共助の実践で、いつから依存心は高いくせに、為政者に対する正当な反発ができない民族になってしまったのか?
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1997年刊行のものを校訂・解説を付加した再刊。戦国時代の村の実像を多種多様な史料を元に描き出す内容。自立性を持った組織としての在り方、年中行事からうかがえる生活の様子など興味深い内容が多い。
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従来の貧しい農民と搾取する武士、階級闘争観をくつがえす。たくましく生き抜いた戦国の農民の真の姿を探る名著の復刊。 日本の歴史、搾取する階級と虐げられる農民という史観が定番。本書は実に多くの文献から実は対等だった領主と村人の関係を実証していく作品。 歴史において一方的な思い込み...
従来の貧しい農民と搾取する武士、階級闘争観をくつがえす。たくましく生き抜いた戦国の農民の真の姿を探る名著の復刊。 日本の歴史、搾取する階級と虐げられる農民という史観が定番。本書は実に多くの文献から実は対等だった領主と村人の関係を実証していく作品。 歴史において一方的な思い込みが危険であることを本書は教えてくれる。 支配者が変わる度の徳政令であったり独自に武装し戦ったり、また入れ札により村の平和を守る工夫など。 本書は1997年に朝日選書で出版された作品を筆者の逝去後に新書で復刊したもの。歴史のダイナミズムを知るに最高の一冊でした。
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