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数の発明 私たちは数をつくり、数につくられた
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | みすず書房 |
発売年月日 | 2021/05/08 |
JAN | 9784622089643 |
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数の発明
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商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください
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数を持たない文化もある、そもそも人間は数をどう認識しているのか、なぜそれが必要だったか、どう生まれたのかを言語人類学、認知心理学、考古学、大脳生理学、動物行動学といった分野の知見を横断して書かれた、知的好奇心に溢れた本。
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普段はあまりにも当たり前の存在すぎて、その概念に名前がついていることの意味まで考えないで生きている。 そんな自己認識の発掘をしてくれる1冊がコチラ、ケイレブ・エベレット著の「数の発明」だ。 自己認識の発掘は、単純に数という見えない、触れられない概念に文字が当てられて、そのおかげ...
普段はあまりにも当たり前の存在すぎて、その概念に名前がついていることの意味まで考えないで生きている。 そんな自己認識の発掘をしてくれる1冊がコチラ、ケイレブ・エベレット著の「数の発明」だ。 自己認識の発掘は、単純に数という見えない、触れられない概念に文字が当てられて、そのおかげでここまで文明が発達した…という再認識に留まらず、スタンダードになっている5や10で区切る文化、なぜ10進法の数学がこの世界で広く伝播したのか、などについて、カラダのある部位がキーとなっているのではないかという仮説をもとに提示される本書を読んでいるうちに知らず知らず深く進んでいく。 人類学、言語学、心理学の実証データを提示しながら(動物についても)興味深い数の発明について解き明かしていく内容なのだが、実験の方法とかこれまた本当に面白い。生後すぐの赤ちゃんの実験、そんなところに注目してデータをとるのか…、と、それだけでも読み応えがある。 こちらの本、ゆる言語学ラジオからの出会いなんだけど、同じくゆる言語学ラジオから購入に至った「ピダハン」繋がりでもある、内容もさることながら読む前からエモい作品。 正直、難しいなー、退屈だなー、と思うところも多々あったけど、認識の掘り起こしの時間はとても楽しかった。 ピダハンと合わせてもう一度読み返したい。
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