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デジタルで変わる子どもたち 学習・言語能力の現在と未来 ちくま新書1571
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2021/05/08 |
| JAN | 9784480073969 |

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デジタルで変わる子どもたち
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商品レビュー
3.7
16件のお客様レビュー
私が子供の頃はゲームや漫画、テレビ。今の子供たちは、オンラインでゲームをする事が多いし、ネットの動画や検索が当たり前の社会に生きていて、そこにAIも加わる。昔は外で遊びなさいと言われる事もあった。それは運動の必要性のみならず、親世代が外遊びから得た学びを体験して欲しいからという理...
私が子供の頃はゲームや漫画、テレビ。今の子供たちは、オンラインでゲームをする事が多いし、ネットの動画や検索が当たり前の社会に生きていて、そこにAIも加わる。昔は外で遊びなさいと言われる事もあった。それは運動の必要性のみならず、親世代が外遊びから得た学びを体験して欲しいからという理由もあるのだが、今、どんな学びが正しくて、デジタル社会どのような影響を与えるのかは予測できない。 ちょっと小難しい事を述べる。この世界は素粒子単位をデジットとしたデジタル社会として仮定する事は概ね可能で、しかし複雑系などの相互作用や量子のランダム性などにより、予測不可能な状態があるため、実存とデジタル観念世界、可能世界が区分される。つまり、デジタル的な世界観(離散的な情報の集合)と、非デジタル的な世界(連続性や予測不可能性を含む実存)が対立する構図になる。そして、それらの間に「可能性世界」が存在する。哲学的にはライプニッツの「可能世界」、物理学的には「シミュレーション仮説」や「情報実在論」が援用できそうだ。 何が言いたいかというと、我々は、解析しきれてはいないが、そもそもデジタルな世界を生きている。デジタルの中にいながら、陳腐なデジタルコンテンツから娯楽性を享受し、入れ子構造のように生きているのだ。生きる意味を探るために、この世界のデジタル性を解き明かす。その過程で発見した、初期段階の比較的原始的なデジタルからそれを使いこなして遊び始めている。 その解析方法が数学や化学、物理学などの科学の領域であり、哲学である。そのデジタル上の人類の現象解析が法学や経済、心理学。じゃあ、その半端なデジタルは、何を子どもたちに齎すのか。 凄く横道に逸れたが、上記は全く本書に書かれている話ではない。この本で面白かったのは、デジタル書籍と紙の本の違いについてだ。急に現実に戻るが。 ー 最近行われたいくつかのメタ分析によると、読解に関しては、基本的に紙媒体の読みとデジタル上の読みの違いはないという。しかし、細かく見てみると、条件によっては違いがでてくるものがあることがわかる。まず、物語などのフィクションでは、どちらの媒体による読みでも差が見られないが、説明文などの読みに関しては、紙の読みに軍配が上がるようだ。内容を正確に把握するようなことを要求される読みに関しては、どうも紙で読んだほうが、読解結果が良さそうなのである。 ー また、テクストの長さによっても違いがでている。英語の場合、500語以下の短文の場合は、デジタルも紙の媒体の場合も違いがでないが、500語以上の長いテクストになると、紙で読んだほうが読解力が高まる。デジタル・スクリーンにおさまりきらない長さのテクストは、スクロールしなくてはならない。このスクロールという行為が、どうやら読解にマイナスに働くようだ。 ー 同様に、テクストからざっくりと要点を理解するタスクにおいては、デジタル媒体での強みでも鉄上の読みでも差はないが、テクストに書いてある細部の情報を記憶したり、推測しながら読む力においては、紙媒体での読みのほうがパフォーマンスが良い傾向があるという。 紙の方が残ページからクライマックスが分かりやすかったり、見開きで別の文字が目に入りやすい、文脈における物理的なページの位置関係が記憶されやすいからだろう。これ自体が人間自身をハックした解析である。 話を戻すと、デジタルにより変わるのは、我々自身のデジタル化だ。徐々に徐々に。その過程のチープなデジタルが齎すものは、半端に融合するため個体により侵襲度が変わるので不明、といった所だろうか。
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AIを含むデジタル技術と教育の関係について関心があり本書を手に取りました。私は教育関係者ではありませんが、子供を持つ親としてとても興味深く読みました。まず本書は新書ですが、かなりの情報量で読み切るのにだいぶ時間がかかりました。ただ素人にもわかるようにアカデミック研究をかみ砕いて説...
AIを含むデジタル技術と教育の関係について関心があり本書を手に取りました。私は教育関係者ではありませんが、子供を持つ親としてとても興味深く読みました。まず本書は新書ですが、かなりの情報量で読み切るのにだいぶ時間がかかりました。ただ素人にもわかるようにアカデミック研究をかみ砕いて説明してくれているので、基本的なことは理解できた気がします。 細かい点はさておき、本書を読んだあとの全体的な印象です。幼稚園児以下にはテレビがプラスの影響をもたらさない、といったように結論がほぼ出ている領域もあるのですが、大半の教育分野については、誰に、どうデジタル技術を活用するかによって、プラスにもマイナスにもなり得る、というのが結論ではないかと思います。つまりケースバイケースだと。そうなると、効果測定をいかに簡単にやれるかが肝になるのではないでしょうか。つまりデジタル技術を使ったこのやり方は効果が出ていないが、別のやり方は効果が出ている(例えば英語学習で効果が出たなど)、といったことがわかれば、軌道修正すればよいからです。 本書ではAIについても少し触れられていますが、AIは教育の個別化だけでなく、評価にも十分使えるような印象を受けました。たとえば人間が書いたエッセイについて、AIが評価したものと人間が評価したものの相関係数は0.8を超えている(しかも相関係数は徐々に高まっている)とのことだからです。効果的な教育方法については唯一無二の手法はなく、人それぞれだとしても、AIがそれを逐次評価・軌道修正していく、というのが未来像として見えた気がします。とても勉強になる良書でした。教育関係者以外でも、小さな子供がいる人なども必読かと思います。
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子供とのinteractionがありさえすれば、YouTubeをみさせるのもあり、など子育てに役立つ情報は結構あった。
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