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言葉屋(9) 鉱石王の館
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言葉屋(9) 鉱石王の館

久米絵美里(著者), もとやままさこ(絵)

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言葉屋(9) 鉱石王の館

定価 ¥1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日学生新聞社
発売年月日 2021/05/01
JAN 9784909876157

言葉屋(9)

¥1,210

商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2024/06/27

最新刊にして最終巻の10巻を読むより先にまずずっと積読になってたこちらを読もうと思ったが、刊行時に入手しているはずなのに(←このブクログのありがたいところ)、家の中を探してもどこにも見当たらないので、けっきょくとりあえず図書館で借りてきた。(2024年6月) 詠子中3の夏休み、...

最新刊にして最終巻の10巻を読むより先にまずずっと積読になってたこちらを読もうと思ったが、刊行時に入手しているはずなのに(←このブクログのありがたいところ)、家の中を探してもどこにも見当たらないので、けっきょくとりあえず図書館で借りてきた。(2024年6月) 詠子中3の夏休み、おばあちゃんとともに、縁あってイタリア在住の「鉱石王」と呼ばれる言葉屋に会いにいく物語。手に取れず積んでいる間に、福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」で『石は元素の案内人』『いろいろ色のはじまり』といった鉱石や色づくりについてのすてきな本に出会っていたので予習はばっちり。安野光雅のへそまがりシリーズを思い出す歪み絵もなつかしい。 主人公にものごころついて初めての海外体験、言葉がつうじない環境に身を置く心細さとともに始まったけれど、現地でであった明るく元気な少女ミアとともに一週間のとてもすてきな冒険を楽しめた。そして、内省を深めていく詠子、旅の経験を通して自分にとっての大切な二人の存在への思いを深めていくけれど、その行方は…と引きのすごい終わりだった。 詠子のおばあちゃん、イタリアのノンナ、と老い衰えていく人たちの存在が一つの重要モチーフだとは思っていたが…言葉は光だ、ときには言葉を使わなくても心は通じ会えると体感した旅を終えたものの、最後の最後で主人公は受け止めがたい現実に光がみえなくなってしまって、いよいよラスト一巻か。その最終巻が刊行されるまで3年も待たされたなんて(←連載はもっとはやくに終わっていたけれど、出版社側の事情でなかなか本にできなかったらしい)、シリーズをずっとリアルタイムで読んできた人はつらかっただろうな…

Posted by ブクログ

2022/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

言葉屋シリーズはいつも楽しみにしているが、9巻は期待はずれだった(あくまでも自分用の記録です!) 理由1、詠子がイタリア旅行中のため、いつものしいちゃん、哲平、語が出てこないのだが、詠子とは違う考え方や個性をもつ友達がいないまま 詠子だけの視点で長い長いページ数を読み続けるのは面白味に欠けました。 理由2、詠子がずっと暗い。巻の始めは、伊織に対してもやもやを抱えている。夢を叶えるため留学したいと前を向く伊織に対し、行ってほしくないと思いつつ何も言わず避けようとする詠子。恋が深くなったとはいえ、以前の詠子ならもっと健気に前を向いて応援してただろうに、今の詠子は全然輝いていないから、読んでいて魅力的でない。巻の最後では、読おじさんから、病気のため小屋を離れると打ち明けられるが、辛いのは読おじさんなのに、激しく拒絶する詠子。遠くに行くのではなく、おばあちゃんのお店の二階に住む予定でむしろ物理的には近くなるのに。読おじさんの気持ちなど一切考えずに拒絶して叫ぶ詠子は、ただの八つ当たりわがまま、これまでの詠子の優しさは微塵もない。 理由3、最後がそんな闇落ちで終わり、読者としてはおいてけぼりにされた。いつも言葉屋シリーズでは、読みながらたくさんの学びを得て、登場人物みんなの成長や、友情が深まっていくようすにとても心あたたかく感動し、何度も読み返したくなる場面がたくさんあったのに。読み終わって幸せな気持ちに包まれるから、言葉屋シリーズが好きだったのに。9巻では、詠子は成長よりむしろ、思いやりに欠ける子どもに、悪い方向に変わってしまったようにしか見えない。ぶ厚い本を読み終わった後の、読後感が最悪。 理由4、いつも楽しみにしている『言葉』の意義が9巻では薄い。謎解きなどの重要な秘密は鉱石ばかりで、言葉はほぼ無関係。終盤の大事なメッセージの謎が解ける場面、インクのしみの中央に鏡を置くと I LOVE YOUの言葉が現れた…って、実際に映像で表現されたら 感嘆し感動すると思うけど、文章だけでそう表現されても、ただの説明にすぎず、感動しない。表現媒体ミス。挿絵など含めて表現方法をもっと工夫しないと、字面で説明されても全然 情緒や趣きがなかった。 ノンノとノンナの愛はいいエピソードだけど… 言葉屋シリーズはこれまですばらしかったので期待値が高い分、今回はちょっとがっかり。

Posted by ブクログ

2022/03/31

は、早く十巻でて!気になるう・・・。気になって仕方がない・・・。((ヾ(≧皿≦メ)ノ))ギャアーーー

Posted by ブクログ

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