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くさまくら 万葉集歌解き譚 小学館文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2021/05/07 |
| JAN | 9784094070200 |
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くさまくら
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商品レビュー
3.5
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和歌とミステリーが交錯する物語が展開され、主人公たちの旅が新たな舞台で繰り広げられます。今回は伊香保温泉への旅で、伊勢屋の娘しづ子とその母、仲間たちが共に道を進む中、陰陽師の葛木多陽人が不思議な運命に絡みつきます。旅の途中、彼らは地図にも載っていない落人の村に迷い込み、そこでの出来事が物語を一層緊迫させます。和歌が重要な役割を果たし、登場人物たちの恋模様や成長が描かれる中、特にしづ子と多陽人の関係は一層深まりますが、彼の行動には謎が残ります。人形祓いや陰陽師の技が織り交ぜられたストーリーは、読者を引き込む魅力にあふれています。様々な恋の形や人間関係が描かれ、物語の終わりには新たな展開の予感も漂います。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
伊香保温泉への旅。 警護を頼まれた葛木多陽人。 しづ子お嬢さんと母、助松、庄助ら総勢6人旅。 途中地図にも載っていない落人の村が。 そこに迷い込んだ人は帰れないという。 万葉集の歌が繰り広げられる旅の空。 事件が起こるのだが。
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日本橋の薬種問屋『伊勢屋』に奉公する小僧・助松。(13歳) 伊勢屋のお嬢さま、油谷(ゆや)しづ子。(18歳) 謎の陰陽師、葛木多陽人。(20代半ば) おそらくこの三人が主人公の、「万葉集歌解き譚」第三弾。 今回は、伊勢屋のお嬢さま・しづ子と、母親である、伊勢屋の女将・八重(やえ...
日本橋の薬種問屋『伊勢屋』に奉公する小僧・助松。(13歳) 伊勢屋のお嬢さま、油谷(ゆや)しづ子。(18歳) 謎の陰陽師、葛木多陽人。(20代半ば) おそらくこの三人が主人公の、「万葉集歌解き譚」第三弾。 今回は、伊勢屋のお嬢さま・しづ子と、母親である、伊勢屋の女将・八重(やえ)が伊香保に旅をすることになり、助松と、手代の庄助、女中のおせいが同行を命じられた。 更に伊勢屋の客であり、主人の信任厚い多陽人が護衛を依頼され、付かず離れず、一行に随行することになった。 もう、最初っから多陽人の動向が怪しい。 三作目だが、誰かが囚われるのがお約束。 そして、ミステリアスな出来事が起こり、解いてみれば夢から覚めて現実的な捕り物に繋がる、という作り。 事件は、薬種問屋「伊勢屋」にからんで薬草が重要なアイテムになることが多い。今回も。 一作目では、多陽人に対して、「狂歌など作って、ふざけたお人、プンプン!」だったお嬢様が二作目段々とデレて、今作では隠さず首っ丈である。 助松も、一人で行動して成果を上げるなど、成長いちじるしいが、なんだか「罪作りな男」になろうとしていないか?! 断りづらいからといって、変な期待を持たせてはいけないよ?! 毎回、謎解きお手伝いのゲストキャラが登場するが、今回は、伊勢屋の手代・庄助さん。 しっかりしていて人柄も良く、商売にも熱心。 一作目では、助松の父・大五郎さんのこともあり、「伊勢屋」って信用していいのだろうか?という感じだったが、今回の、庄助さんの行動、女将さんの八重の落ち着いたリーダーシップを見て、良いお店なのだろうと思えた。 しかし、毎回の多陽人の働きのおかげで事件が解決できるわけだが、多陽人本人に関してはまた一段と謎が深まる。 一件落着して人々が引き上げてみれば、そこにポツンと残された箱がある。 ・・・そんな感じだ。 第一首 くさまくら 第二首 武蔵野の 第三首 伊香保ろの 第四首 木綿畳(ゆふだたみ) 第五首 鶯の 第六首 常世辺(とこよへ)に 第七首 天地(あめつち)の 第八首 たびころも
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和歌が事件に絡む〈万葉集歌解き譚〉シリーズ第三作。 これまでの二作は薬種問屋〈伊勢屋〉の小僧・助松の父・大五郎を巡っての話だったが、今回は大五郎から離れ、舞台も江戸を離れて伊香保温泉。 旅のメンバーは〈伊勢屋〉のお嬢様・しづ子と母・八重、女中のおせい、手代の庄助に小僧の助松、...
和歌が事件に絡む〈万葉集歌解き譚〉シリーズ第三作。 これまでの二作は薬種問屋〈伊勢屋〉の小僧・助松の父・大五郎を巡っての話だったが、今回は大五郎から離れ、舞台も江戸を離れて伊香保温泉。 旅のメンバーは〈伊勢屋〉のお嬢様・しづ子と母・八重、女中のおせい、手代の庄助に小僧の助松、そしてボディーガードとして陰陽師・葛木多陽人の六人。 途中まではシリーズらしく和歌を吟じたり助松に和歌を教えたりしながら楽しく旅をしていたのだが、烏川を渡る時に庄助が人形祓いの舟形を見つけたことから雲行きが怪しくなってくる。 せっかく伊香保に着いたのに、多陽人は途中のある村が気になるので一人戻って様子を見てくるという。しかし約束した五日経っても多陽人は戻って来ない。そこで庄助と助松は多陽人を探しに烏川の上流を探すと、不思議な村にたどり着き…。 今回は和歌を暗号に使うということはなかったが、不思議な村で和歌が使われたり、多陽人が自分の居場所を知らせるために和歌を使ったり、自分の気持ちを伝えるのに和歌で伝えたりと沢山出てくる。 特に様々な恋の形を伝える和歌が出てくる。秘密の恋に悲劇的な恋、遠距離恋愛にもどかしい恋、ままならない恋に相手の思うままになる恋。 しづ子の多陽人への恋はますます募っているが、多陽人は相変わらず何を考えているのか分からない。陰陽師の技で病葉を美しい紅葉に変えてしづ子へプレゼントしたかと思えば不思議な村で美女に捕らわれている。 十三歳の助松にはまだ恋は早いかと思ったら不思議な村でふきという少女に猛烈アタックされている。一気に大人の階段を上るのか? 不思議な村の秘密と村からの脱出が終盤の山場になるが、ここでも田沼意次が出てくる。まだ老中にはなっていないが、江戸から離れた伊香保の地にも力は及ぶようで頼もしい。そして多陽人の武術や陰陽師の技がまた活躍する。 ハラハラした不思議な村の女性たちとの関係だが、終わって見れば寂しくもある。しかし今後〈伊勢屋〉との関わりが出来れば再会もあるかも知れない。 最後に加賀藩と聞いた多陽人の態度が気になる。加賀藩と関わりがあったのだろうか。
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