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吃音 伝えられないもどかしさ 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2021/04/26 |
JAN | 9784101027616 |
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吃音
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
自身も吃音で悩んでいたことのある著者が、吃音に悩む人たちの現状、そしてこれからの展望などを関係者の心に寄り添いながらも忖度なく、真摯に取材を続けたノンフィクション。 身近に吃音の人はいないけれど、仮にいたとして、子どもの頃に出会ったとしても、多分私はからかったりすることはない。...
自身も吃音で悩んでいたことのある著者が、吃音に悩む人たちの現状、そしてこれからの展望などを関係者の心に寄り添いながらも忖度なく、真摯に取材を続けたノンフィクション。 身近に吃音の人はいないけれど、仮にいたとして、子どもの頃に出会ったとしても、多分私はからかったりすることはない。 けれど、彼らがどれほど苦しんでいるのかを理解もしなかったのではないかと思う。 だって、言葉が出にくいだけでしょう? そんなの、もっと大変な障害を抱えた人がいるんだから、大したことないよ。 なんて言うことはないけれど、心の中で思うことはあるだろう。 その程度でしか知らなかったのだから。 一見大したことなさそうだけれど、当事者の悩みは様々だ。 人に知られたくないと思う人、理解してもらって少しの配慮が必要な人、個性として見てほしい人、障碍者として扱ってほしい人。 当人たちの性格もそれぞれ、環境もそれぞれ。 ひとくくりにできる正解なんてない。 だからこそ、もっと彼らの話を聞いて、もっと理解を深めなくてはならないと思った。 少なくとも、孤独のまま自死する人をこれ以上出してはいけないと強く思った
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息子が吃音。吃音者の苦しみを今まで分かった気になっていた事に気づいて涙が止まらなかった。この本には吃音者のありのままが書かれていて、特に希望や救いは書いていないけれど、社会が吃音というものを少しずつ少しずつ理解しつつあるのかなと感じた。
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吃音という一見同じような状況にある人たちがもつ悩みは、それぞれの人生で違う。これは吃音に限らず、さまざまな人と出会い続けるかぎり忘れてはならないことであると感じた。 目の前の1人が伝えたいSOSや気持ちに対し、出来うる限りの誠実さで向き合う大切さがわかる1冊。
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