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ゴースト・ボーイズ ぼくが十二歳で死んだわけ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 評論社 |
| 発売年月日 | 2021/04/26 |
| JAN | 9784566024724 |

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ゴースト・ボーイズ
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
子どもの本だけれど、ぐいぐいと引き込まれた。 子どもの話なのに根源的に問題が深すぎて答えなどでないし、考えもまとまらない。
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この話は、アメリカの黒人差別の物語。 今、世界的に注目されている問題。 読み終わって思うのは、アメリカや世界での差別や多様性を求める運動は、ものすごくストレートな表現や言葉で行われている印象がある、ということ。パンチのある、原色のようなイメージ。この小説もそんな感じだ。真正面か...
この話は、アメリカの黒人差別の物語。 今、世界的に注目されている問題。 読み終わって思うのは、アメリカや世界での差別や多様性を求める運動は、ものすごくストレートな表現や言葉で行われている印象がある、ということ。パンチのある、原色のようなイメージ。この小説もそんな感じだ。真正面から、「これを見ろ!どうだ、酷いだろ!」というような感じ。 この種の伝え方の良いところは、インパクトがあってわかりやすいこと。でも、長い目で見ればもう少し落ち着きや丁寧さがないと、安定しない、続かない、という気もする。どんな形式がいいかは分からないが、一風変わった方法で訴える人はもっと増えても良いと思う。
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物語の始まりで主人公ジェロームが射殺されるシーンやいじめの場面が続き、辛い物語なのかな、読むの苦しくなるかもと思ったが、途中から主人公がゴーストで登場することで、良い意味で辛さが少し和らいで読み進むことができた。 射殺した側の警官親子も登場するが、射殺したことを除けばいたって普...
物語の始まりで主人公ジェロームが射殺されるシーンやいじめの場面が続き、辛い物語なのかな、読むの苦しくなるかもと思ったが、途中から主人公がゴーストで登場することで、良い意味で辛さが少し和らいで読み進むことができた。 射殺した側の警官親子も登場するが、射殺したことを除けばいたって普通のよい親子である。 差別は普通の人々、普通の生活のなかに、気づかれないままあることもあるのではないかと思った。 表紙絵にも描かれているエメット・ティルやタミル・ライスは実在する被害者だった。 それで思い出したのだけれど、何年か前のテニスの全米オープン決勝で、大坂なおみ選手が彼らを含む7人の被害者たちの名前が書かれたマスクをして登場していた。 日本人でも、かなり前だけれど、アメリカに留学中の16歳の日本人高校生が、ハロウィンの日に訪問した家のアメリカ人から射殺された事件もあった。 異国の人への用心が恐怖になり、差別的偏見となり、悲しい事件となったのだろうか。決して他人ごとではない。 差別はどこにでもあり得る、そして「生きている人にしか、この世をよくすることはできない。」というメッセージを、ゴーストから受け取った一冊だった。
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