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生物はなぜ死ぬのか 講談社現代新書2615
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2021/04/14 |
JAN | 9784065232170 |
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生物はなぜ死ぬのか
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138億年前、「ビッグバン」により宇宙が誕生し、46億年前に太陽系ができた。原始の地球で化学反応がくり返され、やがて偶然の産物から最初の「細胞」ができた。原始の細胞は「変化」しながら存在領域を広げ、様々な環境の中で「選択」的に生き延びたものが更に「変化」し多様性を増していった。...
138億年前、「ビッグバン」により宇宙が誕生し、46億年前に太陽系ができた。原始の地球で化学反応がくり返され、やがて偶然の産物から最初の「細胞」ができた。原始の細胞は「変化」しながら存在領域を広げ、様々な環境の中で「選択」的に生き延びたものが更に「変化」し多様性を増していった。葉緑体やミトコンドリアの細胞内共生により真核細胞が誕生し、やがて多細胞生物が生まれ、細胞間の役割が分化し、生物はより多様に、そしてより複雑な機能を獲得していった。天変地異による大量絶滅と、新たな生物相による秩序の再生は「変化と選択」の連続だった。その全過程において「死ぬ」という仕組みは保存されてきた…すなわち「死ぬ個体が選択」されてきた。「死」も進化が作った生物の仕組みの一部である。 自然界では食う、食われる、世代交代するという生と死の繰り返しの中で「命の総量」は一定に保たれている。自然界における「死」は、そういう必然的なものであり、実に淡々とした営みである。 一方で、社会的な生き物であるヒトにとって「死」は「共感」で繋がる大切な他者を失う恐ろしくて悲しいもの。この「社会性」もまた、「変化と選択」の中で受け継がれてきたもの…。 最終章の最後の項のタイトルは「ヒトが人であり続けるために」。人と人との血の通ったコミュニケーションが減っている社会、「死なない人格=AI」が影響力を増していく社会で、今後ヒトはどうなっていくのか、著者の私見とともに、読者への大きな問いが投げかけられている。 宇宙ー細胞、原始ー未来と様々な軸で論理が展開される。その中に、「今のありようは、これまでの「変化と選択」の結果である」という生物学者の一貫した視点がある。最終章では生物学の話から社会学的な話に展開していく。難しい話も多いけど、著者が極力平易に、そして重要なことを何度も要約して伝えてくれるので読むことができる。 専門家としてのレンズ、世の中を見つめるスコープの広さ、それらを一般人に向けた言葉で語ること…「学識」とはこういうことを言うのだなと思った。
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誰もが避けては通れない(そしてしばしばタブー視され、発言を躊躇われる)「死」について、生物的知見により、比較的肯定的に捉えられていた。ただ、いくら肯定的に捉えられるといって、私の死に対する恐怖心は全く変わらない。これも、遠い先祖達が「死」と進化を通して、私たちをそういう死に対する...
誰もが避けては通れない(そしてしばしばタブー視され、発言を躊躇われる)「死」について、生物的知見により、比較的肯定的に捉えられていた。ただ、いくら肯定的に捉えられるといって、私の死に対する恐怖心は全く変わらない。これも、遠い先祖達が「死」と進化を通して、私たちをそういう死に対する恐怖を持つようにプログラムしたのだと考えるほかないのかも知れない。プログラムされたといえば、所詮箱庭の中で踊らされている感じもしなくないが、100年も人生が続くなら、どうせなら、楽しく踊ろう。
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話自体は分かりやすく書いてあるんだと思うけど学術的な要素が入っているからどうやっても自分は難しいなと感じた 不老不死を目指すことは利己的?って言う視点はとても面白かった 不老不死になっても腸の中でうんこが排出されずに詰まるだけだから今のシステムを変えないといけないと思うけど不老で...
話自体は分かりやすく書いてあるんだと思うけど学術的な要素が入っているからどうやっても自分は難しいなと感じた 不老不死を目指すことは利己的?って言う視点はとても面白かった 不老不死になっても腸の中でうんこが排出されずに詰まるだけだから今のシステムを変えないといけないと思うけど不老でいつか死ぬなら良いなと思った 生物の進化に関しての事はなんとなく知ってたけど根拠とかが分かって面白かった
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