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60代から心と体がラクになる生き方 老いの不安を消し去るヒント 朝日新書813
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/04/13 |
JAN | 9784022951175 |
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60代から心と体がラクになる生き方
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
尊敬する養老先生の生き方について書かれていたのが、新鮮でした。力を抜いて好きなことをやって生きてゆきたいです
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2016年の厚生労働省の調査によると「老後に不安が感じられるもの」は、 1位:健康上の問題 73.6% 2位:経済上の問題 60.9% 3位:生きがいの問題 23.1% だそうだ。 著者の和田さんは、人間が脳で感じる不安は幻想であり、不安なことは現実には起きない可能性のほうが高...
2016年の厚生労働省の調査によると「老後に不安が感じられるもの」は、 1位:健康上の問題 73.6% 2位:経済上の問題 60.9% 3位:生きがいの問題 23.1% だそうだ。 著者の和田さんは、人間が脳で感じる不安は幻想であり、不安なことは現実には起きない可能性のほうが高いという。 生きがいにしても無理に作って、本人がしばられてしまうようでは本末転倒であり、自分の本当に好きなもの、やりたいこと、楽しいことに取り組めばそれで良いと。 和田さんは精神科医なので説得力がある。 「今できることにフォーカスして何かをあきらめずに取り組んでいる人や、やってみたいことは誰かの手を借りてでも挑戦する人は、老いの進行が遅くなることがわかっています。」 「頭を使い続けるために大事なことは何かと聞かれれば、私は『人に会うこと』と答えます。社会性をつかさどる脳の部位・前頭葉が刺激されます。脳の老化が一番最初にはじまるのは前頭葉とされていますから、人とコミュニケーションを取ることが老化を防ぐための訓練になるのです。」
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この本を読めば、老後について必要以上に不安に感じることはなくなる。若いうちから自分に無理をして、老後の資金を確保するために働かなくていい。ある年齢を過ぎたら、仕事に邁進するよりも、自分で楽しいと感じられる時間を多く持てることの方が、老後の幸せにつながることに気づかされる。 日...
この本を読めば、老後について必要以上に不安に感じることはなくなる。若いうちから自分に無理をして、老後の資金を確保するために働かなくていい。ある年齢を過ぎたら、仕事に邁進するよりも、自分で楽しいと感じられる時間を多く持てることの方が、老後の幸せにつながることに気づかされる。 日本は税金を払っているのに社会から守ってもらうのは恥だと思っている人が非常に多い。年金だけでは暮らしていけない。だが生活保護となると、世間体もあり及び腰になる。国がやるべきは国民の老後の不安をあおるのではなく、堂々と生活保護を受けられる仕組みをつくることではないのか。 老後を過ごす上で不安に感じるのは、お金と病気でないか。特に認知症は、脳の病気でその症状も十人十色。自分の親、もしくは自分が認知症となると、その家族はきっと頭を悩ませることだろう。しかし認知症である本人はどうかと言えば、むしろ多幸感に満ちているという。「その人の最もいい時代に戻る」といった方が近いのかもしれない。わずらわしいものから解き放たれることで、本人にとっては楽しい思い出に浸って、のんびり過ごせる。本人は苦しんでいるわけじゃない。そう考えると、認知症を目の当たりにして向き合う者にとって、少しは心の負担が軽くなるのではないか。
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