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麻倉玲一は信頼できない語り手 徳間文庫
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麻倉玲一は信頼できない語り手 徳間文庫

太田忠司(著者)

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麻倉玲一は信頼できない語り手 徳間文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2021/04/14
JAN 9784198946395

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商品レビュー

3.2

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2024/05/01

死刑が廃止された日本。高額な報酬に釣られて最後の死刑囚となった麻倉玲一という男のインタビューをすることになったフリーライター。外界から遮断された島にある民間の刑務所に赴き、麻倉玲一の話を聞くことになる。 まず設定が突飛。死刑が廃止されているのに死刑囚は存在する。制度の運用開始日よ...

死刑が廃止された日本。高額な報酬に釣られて最後の死刑囚となった麻倉玲一という男のインタビューをすることになったフリーライター。外界から遮断された島にある民間の刑務所に赴き、麻倉玲一の話を聞くことになる。 まず設定が突飛。死刑が廃止されているのに死刑囚は存在する。制度の運用開始日より前に決まっていれば当然なのだけれど。 自分が起こした事件について語るような話かと思ったが、タイトル通り終盤からまったく違う話になった。主人公が島まで呼ばれた理由、刑務所にいる人間たち、最終的に繋がったので個人的には読後感は悪くなかった。ただちょっと非現実的な話だなと思った。

Posted by ブクログ

2024/01/01

日本で死刑が廃止されてから二十八年。日本に生存する最後の死刑囚・麻倉玲一は、離島の特別拘置所に収容されていた。 フリーライターの熊沢は、麻倉の取材のために拘置所があるその島・木菟啼島へ向かう。 「自分は人の命をジャッジする」と嘯く麻倉に嫌悪感を抱きながらも、熊沢は彼の犯した殺人の...

日本で死刑が廃止されてから二十八年。日本に生存する最後の死刑囚・麻倉玲一は、離島の特別拘置所に収容されていた。 フリーライターの熊沢は、麻倉の取材のために拘置所があるその島・木菟啼島へ向かう。 「自分は人の命をジャッジする」と嘯く麻倉に嫌悪感を抱きながらも、熊沢は彼の犯した殺人の詳細を聞くこととなるが……。 タイトル通り、「信頼できない語り手」ものかつ、孤島で起こる事件を描いたクローズドサークルミステリー。 日本最後の死刑囚の告白という魅力的なテーマで、作中で語られる麻倉の犯した殺人事件も理解が出来ない人間の話を聞いているようでなかなか楽しいです。私は最初の事件が不条理で好きでした。 ラストは予想外に大掛かりな企みが隠されていて、きちんと騙されはしたのですが、ちょっと唐突なので納得度が高いかというと微妙かもしれません。 個人的には、ちょっとだけですが孤島が舞台の衝撃のラスト! な某映画を連想しました。

Posted by ブクログ

2023/12/19

麻倉が語った殺人の経緯は読んでて面白かった。 けれど、ラストへの展開はいささか急展開つーか、目的に対して行動が壮大過ぎるし、偶然に頼りすぎっていうか... バカミス系はイケるクチなので、嫌いじゃないけどね。 けどそれならもっとはっちゃけて欲しかったかなー。

Posted by ブクログ

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