その落とし物は誰かの形見かもしれない

せきしろ(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2021/04/05
• JAN: 9784087880571

商品レビュー

2025/04/19

私自身落とし物や、人の買い物かごの中、服装などからあらゆることを想像してニヤニヤしながら生活をしているのでこの本はとても私に寄り添ってくれた。なんでか分からないけどしんどいこともほどほどに頑張ろうとも思わせてくれてこれから初めての夜勤に行くんだけどなんとか重い腰も上がりそうだ。ありがとうせきしろさん。
私は珍しくチャリ通をしており、職場の皆様方からすげえなあとか、大変だねえと温かいお言葉をいただくのだけどチャリ通はよくはないけどキョロキョロしながらのんびり走れるし、小さなことに気づきやすいので気に入っている。
このチャリ通で出会ったものの私の想像を言葉に残そうと思った。こうやって残すことは誰かの存在の証明にもなるし、それと同時に私の存在の証明でもあるとこの本を読んで感じた。
これからの生活にハリと艶が出る気がしてこの感想を書きながらなんだが気分が上向きになってきました。

2025/04/10

図書館にて借りる、第５3８弾。
(京都市図書館にて借りる、第３弾。)

せきしろの著作は大体読んでいる。
落とし物からいつもの妄想をする。それだけ。

だが、せきしろの妄想はいつも面白い。
爆笑ではなく、ニヤリとさせられる。

本作も正にそれ。ニヤリだ。

読んでも読まなくても全く大勢に影響はないが、読むと楽しい。

星は３つ。3.3だ。

2022/01/21

2022.01.21

図書館で目に留まったので借りてみたものの、途中で飽きて全て読み終えられず。
落とし物から膨らむ作者の妄想は面白いところもあったのですが…全体的にくだらなくて、私には合わず。
無理して読むものでもないかなと思い、中断しました。