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野の春 流転の海 第九部 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2021/03/27 |
JAN | 9784101307589 |
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商品レビュー
4.6
20件のお客様レビュー
松坂一家の長い物語が終わった。9巻。文庫本で5000ページくらいか。感想を書き切ることは到底不可能と知り、読み方について少し書いておきます。一冊目は、知人からのオススメで読んだ。もちろん存在は知っていたし、宮本氏の「優駿」や「螢川」「泥の川」などを読んできた。僕が高校生の頃に1番...
松坂一家の長い物語が終わった。9巻。文庫本で5000ページくらいか。感想を書き切ることは到底不可能と知り、読み方について少し書いておきます。一冊目は、知人からのオススメで読んだ。もちろん存在は知っていたし、宮本氏の「優駿」や「螢川」「泥の川」などを読んできた。僕が高校生の頃に1番読んだ作家だった。 二冊目を読むまでは少し時間を空けた。他の本も読む。同じようにして、一冊読んでは、海外ミステリーを読んだり、旅行エッセイを読んだりと、インターバルに別の本を挟んで読んだ。なんだかんだで、約2年読み終えるまでかかった。 感慨というか、なんというか、もうこれ以上に読むものがないのだという虚無感というか、 なんとも言えない喪失感に取り囲まれている。
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何が起きても、大した事ありゃあせん。 50歳、70歳になった時にもう一度読み返したい。 私も、人間臭くて、かっこつけて、誰かの心に残る、そんな人生を歩んでいきたい。
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現在松坂熊吾ロス状態。 37年かけた小説が遂に完結。37年ですよ、完結を待たずに亡くなった方もいらっしゃるでしょう。筆者自身も申し訳なかったとインタビューに答えておりました。そう思うと私は運が良かった。 偶々この小説を知ったのが50歳になった昨年で、第一部の感想にも書きましたが、...
現在松坂熊吾ロス状態。 37年かけた小説が遂に完結。37年ですよ、完結を待たずに亡くなった方もいらっしゃるでしょう。筆者自身も申し訳なかったとインタビューに答えておりました。そう思うと私は運が良かった。 偶々この小説を知ったのが50歳になった昨年で、第一部の感想にも書きましたが、主人公松坂熊吾も同じ50歳、時代背景が全く違いますが、何か運命を感じて読み始めた結果、私自身にとっては今後生きていく上での大きな指標となりました。 筆者自身の父親を元にした自伝的大河小説、実際は3分の1ぐらいが実際に起こった事で後は創作と言う事です。それにしても魅力的な登場人物、そして彼ら彼女らの生き様を見ますと全てが事実ではないかと感じてしまいます。 50歳で出来た息子が二十歳になるまで生きていたいと願った松坂熊吾、見事71歳で天に召されました。つまり筆者の父親ですね。そして、34歳で書き始めたこの小説を書き終えたのが同じ71歳。震えましたよ。 松坂熊吾が亡くなるシーン、その瞬間50歳の私がいつか死ぬ時が来る、その時娘たちに何を残してやれるのか、そして現在76歳の私の父がいつか死ぬ時が来る、父は私に何を残してくれたのか、この二つの思いが合わさって涙が止まりませんでしたね。 本当にこの年齢で読めた事に感謝します。 息子がいたら50歳になったら読む本として遺言に残したい。(娘にちょっと刺激的w
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