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野の春 流転の海 第九部 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2021/03/27 |
| JAN | 9784101307589 |
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野の春
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商品レビュー
4.7
29件のお客様レビュー
超大作を何年もかけて読みました。 熊吾と彼を取り巻く人間それぞれが実に人間味あふれていて魅力的である。 特に豪傑な熊吾の言葉の端々には深く胸に刺さるものがたくさんあった。若い頃から人を魅了し惹きつけるそして怖いものなどない熊吾も、老いるにつれ様々なことがうまくいかなくなり熊吾の人...
超大作を何年もかけて読みました。 熊吾と彼を取り巻く人間それぞれが実に人間味あふれていて魅力的である。 特に豪傑な熊吾の言葉の端々には深く胸に刺さるものがたくさんあった。若い頃から人を魅了し惹きつけるそして怖いものなどない熊吾も、老いるにつれ様々なことがうまくいかなくなり熊吾の人生の最期は私の心情としてはなんとも複雑で悲しい終焉であった。どんな強い偉大な人間もちっぽけであっけないものだなと。 妻である房江には同じ女性として同情と芯の強さに畏怖の念を持つ。可愛らしい。 登場人物がたくさんすぎて感想はキリがないのでこの辺にしておこう。 熊吾の言葉は読み返して書き出して、人生の訓にしたい。
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読み終わった後の何とも言えない、ふわっとした気持ちがすごい。1人の人生、1つの家族、過酷な時代を生き抜いてきた。その歴史を目の前で見続けてきたような気分。生きるとは何かを改めて自分に問いただしてみると、やはり信念の強さや前を向く必要性が大事。松阪家の生き方から学んだ。戦前戦後生き...
読み終わった後の何とも言えない、ふわっとした気持ちがすごい。1人の人生、1つの家族、過酷な時代を生き抜いてきた。その歴史を目の前で見続けてきたような気分。生きるとは何かを改めて自分に問いただしてみると、やはり信念の強さや前を向く必要性が大事。松阪家の生き方から学んだ。戦前戦後生き抜いた熊吾のこの力強さよ。心から人を助けたいという思いを貫く。そういった強さ、優しさを僕自身も身につけたい。
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『流転の海』全巻で毎日芸術賞 とうとう第九部まで読み終わってしまった。 達成感というより、まだ読み続けたいという思いが強い。 1巻目を読み始めた時は、熊吾に対する嫌悪感が強く、すぐにリタイアするものと思っていたが、宮本輝の読みやすい文章にも助けられ、ゴールインしてしまった。 ...
『流転の海』全巻で毎日芸術賞 とうとう第九部まで読み終わってしまった。 達成感というより、まだ読み続けたいという思いが強い。 1巻目を読み始めた時は、熊吾に対する嫌悪感が強く、すぐにリタイアするものと思っていたが、宮本輝の読みやすい文章にも助けられ、ゴールインしてしまった。 数多くの裏切りにも会い、晩年は落ちぶれてしまった熊吾だが、無償の親切を施した、たくさんの人たちから、大将、大将と慕われたことも事実。 また、幼少の頃から、さまざまな悪所(ストリップ劇場、競馬、祇園のお茶屋、キャバレー、パチンコ屋など)を連れ回され、熊吾なりの人生訓を教え込まれ、人生勉強をさせてもらった伸仁(宮本輝)が、小説家として生きるのにどんなに糧になったことか。 私としては、その後の房江の人生を描いた後日談も読みたいが、蛇足なんだろうな(初婚の頃、房江が産んだ男児のその後も気になる)。
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