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ジウ 新装版(Ⅲ) 新世界秩序 中公文庫
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ジウ 新装版(Ⅲ) 新世界秩序 中公文庫

誉田哲也(著者)

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ジウ 新装版(Ⅲ) 新世界秩序 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2021/03/24
JAN 9784122070493

ジウ 新装版(Ⅲ)

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商品レビュー

3.9

32件のお客様レビュー

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2024/09/24

3部作のラスト。満足のいく作品であった。 キーワードであった新世界秩序がついにあらわれる。 新宿での事故、封鎖、選挙演説でのテロ、の流れがスピーディーな展開でハラハラドキドキ。 最後ジウはなぜ基子の盾になったんだろう

Posted by ブクログ

2024/08/29

3部作の“第3部”である。「一連の作品」なので「合わせて順次読むべきであろう」と3冊の本を入手し、“第1部”に手を掛けた。頁を繰る手が停め難くなって直ぐに“第1部”を読了し、“第2部”も同様で、直ぐに“第3部”で、それも頁を繰る手が停められなくなった。素早く読了に至ったのである。...

3部作の“第3部”である。「一連の作品」なので「合わせて順次読むべきであろう」と3冊の本を入手し、“第1部”に手を掛けた。頁を繰る手が停め難くなって直ぐに“第1部”を読了し、“第2部”も同様で、直ぐに“第3部”で、それも頁を繰る手が停められなくなった。素早く読了に至ったのである。 知られた作家による、少し知られた作品で、少し前の作品ということにはなるが、未読であったので「新しい作品」として随分と夢中になった。 多彩な作中人物が登場し、適宜視点人物を換えながら物語が進むという、何か「スタイリッシュな映像のテレビドラマめいた画が頭の中に思い浮かぶ」というような、この作者の多くの作品に見受けられる感じは本作でも健在である。或いは、作者の作品の発表歴の初期に位置する本作を通じて、作者の各作品に見受けられる様式が形成されて行ったのかもしれない。 「I」、「II」、「III」と「3つの独立作品が内容的に続いている」というようにも見えるような感じで登場している作品だが、結局は「上中下」という「分冊になっている1作品」というように感じられた。個人的には、何となく“第1部”、“第2部”、“第3部”と呼んでみるが、そういう程度が何となく落ち着くような気がする。 本作は“第2部”で弾けたような事態の直接的な「続き」で、更に大掛かりな事態が発生してしまう。 “第2部”の信用金庫での立て籠もり事件は随時その様子がテレビ中継されていた。それを偶々視た東は、画面に“ジウ”と見受けられる人物が見えたと思い、慌てて現場に駆け付けた。“ジウ”は居なかったが、結果的に惨憺たる現場に居合わせて状況を目撃することとなってしまった。そしてその後、東達は“ジウ”を見出すことや、その他の捜査活動を続けることとなる。 他方、“第2部”の信用金庫で殉職者や重傷者が発生し、10名程度を補充せざるを得なかったSATでは、経験者である伊崎基子を上野署から異動させた。伊崎基子は巡査部長として班長ということになった。 伊崎基子は独自に“ジウ”を探そうとしていたようなのだが、事情がよく判らない負傷という様子でそこから戻り、門倉美咲が彼女に会ったのだが、何処か様子が変だった。それは門倉美咲に限らず、伊崎基子の直接の上司ということになる小隊長の小野や、伊崎基子や門倉美咲のような若い女性警察官が住む寮で仕事をする女性等、辺りの人達が気付き始めていた。そんな中だが、伊崎基子はSATの仕事に向かい、訓練に入るのだった。 東達は正体不明の“ジウ”を探すことや、“第1部”の事件の被疑者であった竹内の事件当時の行動のこと等、捜査活動を地道に続けている。そんな中で事態が発生した。 解散総選挙で選挙運動が展開されていた中、新宿駅前の街頭演説に総理大臣や官房長官が登場した。新宿駅前の現場では、伊崎基子の班も含むSATや、主に警視庁警備部の警察官が多数動員されて警備に就いていた。その現場が襲撃されてしまい、大混乱が生じる。官房長官は射殺され、総理大臣は警備陣に囲まれて車に乗り、現場を離れたということだった。少し経って、総理大臣が何処に向かったのかということが伝わらず、警察側で不審な状況と観ることになる。 その選挙の街頭演説の混乱の他方、新宿の歌舞伎町が異常な状態になってしまう。やがて<新世界秩序>なる名を名乗るグループが、政府側に異常な要求を出すのだ。 こうした状況下、事態の収拾を目指す、または事件の渦中に在る伊崎基子を救おうと東や門倉美咲が奮戦することになる。凄く「続き」が気になってしまう物語である。 優しく真面目な門倉美咲は、尖った印象で突っ張っている伊崎基子が純粋で熱い人物と観て、異常な事態の渦中に巻き込まれてしまっている様子を何とかしようと必死である。それまで、門倉美咲は東を懸命にサポートしていたが、本作では危険を顧みずに動いた門倉美咲を東が助けに行く場面も在る。敵役達の思惑、そして行動の謎も本作で明かされ、三部作は幕を引く。 作者の別な作品に「歌舞伎町の事件」というようなことがサラリと出て来る場合が実は在るのだが、それは本作で描かれている一件であった。非常に興味深い。

Posted by ブクログ

2024/06/18

ジウシリーズ 面白かったです 最初は 美咲と基子 2人の対照的な刑事が どちらも 好感が持てなくて ページの進みも 遅かったけれど 途中から加速し どっぷり ジウの世界観に浸りました。 誰が黒幕と繋がっているのか?もう最後は徹夜しました。 さらに ジウサーガも読みます!

Posted by ブクログ

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