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あなたもきっと依存症 「快と不安」の病 文春新書1304
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あなたもきっと依存症 「快と不安」の病 文春新書1304

原田隆之(著者)

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あなたもきっと依存症 「快と不安」の病 文春新書1304

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2021/03/18
JAN 9784166613045

あなたもきっと依存症

¥330

商品レビュー

3.4

10件のお客様レビュー

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2023/04/15

嗜癖と習慣、依存症の違いは何か。考えると一瞬迷うが、それが欠落した時に呼吸が乱れ、思考がそれに囚われ優先順位が入れ替わる事、と言うと何やら心当たりがありそうだ。アルコールや薬物、ギャンブルでそのような経験はなくとも、恋愛や承認のアディクションは少なくないのでは。 本著曰く、脳の...

嗜癖と習慣、依存症の違いは何か。考えると一瞬迷うが、それが欠落した時に呼吸が乱れ、思考がそれに囚われ優先順位が入れ替わる事、と言うと何やら心当たりがありそうだ。アルコールや薬物、ギャンブルでそのような経験はなくとも、恋愛や承認のアディクションは少なくないのでは。 本著曰く、脳の機能が変化してしまいコントロールが効かなくなった状態を依存症という。手がかり刺激として快楽とペアになって記憶される。これを学習心理学では条件付けと呼ぶが、関連するのが大脳辺縁系の海馬と言う領域。依存症への遺伝的要因の寄与率はおよそ40から70%とも考えられている。依存し易い人、というのがいるのか。 自らを完全にコントロールできたとして。勤勉、勤労、禁欲、節約なストイックな日々。別に一切の娯楽を断つ必要は無いかも知れないが、短絡的に得られる快楽への依存と自律的な生活が対極にあるならば、依存の対義語は自立。他者に寄りかからず、精神的に何かを頼りにせず生きること。 しかし、本著で面白いと思った一つの視点。依存、アディクションの対義語は、コネクションなのだと。つまり、孤独が薬物やアルコールの依存を促すが、人間関係はその抑止効果を果たす。この事はラットの実験では立証済み。人に寄りかかれない心の空隙を継続的に満たすのが、そうした代替物。結局、人は何かに依存して生きていきたい生き物であり、それが社会関係なら健全で、薬物なら不健全という事か。そして前者の依存から断絶されてしまう事が不安の原因。案外、人間は脆くか弱いものかも知れない。

Posted by ブクログ

2022/08/22

様々な依存症について記述した一冊。 病気とされてるものから、多くの方が該当しそうな糖質依存症まで、幅広く網羅されており、勉強になった。

Posted by ブクログ

2022/02/25

文章はいいのだが、直ぐにどんよりした気分になってくる。たぶん有能な人物にありがちな常識信仰にあるのだろう。著者は典型的な官僚タイプの人物と見た。 https://sessendo.blogspot.com/2022/02/blog-post_53.html

Posted by ブクログ

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