私は存在が空気 ポプラキミノベル 創作

中田永一(著者), 新井陽次郎(絵)

• 販売会社／発売会社: ポプラ社
• 発売年月日: 2021/03/17
• JAN: 9784591169629

商品レビュー

2024/04/04

少年ジャンパー
瀬名先輩のために、グランドキャニオンに自転車で行けるのはすごいと思った。自殺と見せかけて屋上から移動するのは他人から見るとすごくびっくりするだろうなと思った。私もこんな能力が使えたらいいなと思った。

私は存在が空気
まさか本当に先輩が犯人だと思わなかった。先輩がベッドの下を覗き込んだ時、すごくヒヤヒヤした。最後は友達だと思っていた人が好きになっていてすごく面白かった。

恋する交差点
全然知らない人と手を繋ぐのは、すごく気まずいなと思った。一緒に交差点を渡ることができて本当にとても良かったなと思った。

スモールライトアドベンチャー
犯人に捕まった時は、すごく焦った。ペスも強くなれて良かった。知らないふりをしてすっとぼけた時は、本当は言いたかったんだろうなと思った。

ファイアスターター湯川さん
パイロキネシスというのは、結構大変そうだと思った。湯川さんと俺との関係がすごく不思議だなと思った。スピリタスがこんな時に役に立つんだと思い、びっくりした。湯川さんがいつかまた戻ってくれたらいいなと思った。
「人生で最悪な日でした！俺、無関係なのに！」

サイキック人生
性格とことを、「レッテルを貼る」と表しているのが面白いなと思った。エラーコインにはプレミアが付いていて、数十万円もするんだと学んだ。私もエラーコインを見てみたいと思った。蓮見華のことをずっと考えているお母さんは、少しは楽になったんではないかと思った。スーパーの中で派手にやらかしたけれど、今の時代CGと判断されるから安心だと思った。どれが本当でどれがいい偽物か分からないなと思った。

2023/12/17

少年ジャンパーが凄く好きです。
主人公大塚くんの、瀬名先輩との日々を通した心情の変化や瀬名先輩に対する心遣いが印象に残っています。
最後のサイキック人生では、主人公である星野泉にとって超能力は自分の中で自分と他人との間に壁を作ってしまう、あまり嬉しくないもので、後に星野泉のその考えに変化をもたらす一因である蓮見恵一郎にとっては妹の命を守り得た貴重なものである、という対比が印象的でした。
この本全体として、ふふっと笑えるような一文があったり、心に沁みる場面があったりと読んでいて楽しかったです。

2021/10/09

超能力をもつ少年少女たちの物語。「少年ジャンパー」と「ファイアスターター湯川さん」が好きだったかな。
テレポーテーションのできるひきこもりの少年とは、おもしろい発想。もし超能力が使えたら…と考えるのは楽しそう。