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京大式へんな生き物の授業 朝日新書808
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/03/12 |
JAN | 9784022951113 |
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京大式へんな生き物の授業
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商品レビュー
2.7
6件のお客様レビュー
[第1刷]2021年3月30日 真菌 真正細菌 古細菌 原核生物 真核生物 珪藻類 緑藻類 紅藻類 ハプト藻類 渦鞭毛藻類
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「へんないきもの」という本を読んだことがあり、ああいうノリだったらちょっと嫌だな、と思っていたが、全然違ったのでその点では安心した。著者の言う「へんな生き物」とは微生物。細菌、古細菌、菌類などの話だ。 最近、温暖化など人間が地球環境に与える影響が問題になっているけれど、考えてみ...
「へんないきもの」という本を読んだことがあり、ああいうノリだったらちょっと嫌だな、と思っていたが、全然違ったのでその点では安心した。著者の言う「へんな生き物」とは微生物。細菌、古細菌、菌類などの話だ。 最近、温暖化など人間が地球環境に与える影響が問題になっているけれど、考えてみたら生き物が地球の環境に影響を与えた例は過去にもあり、その際たるものがシアノバクテリアの登場による酸素濃度の変化だろう。ほとんど酸素のない地球が酸素の星になったのは光合成を行う微生物が登場したからであり、人間を含めていま地球上で生きている生物のほとんどが酸素に依存していることを考えれば、連中の「やらかし」は温暖化の比ではない(だから気にすんなという意味ではない)。光合成で酸素が増えたことはもちろん知っていたけれど、酸素濃度がほとんど0%から35%へ、それから12%へ、さらに現在の21%へと、結構頻繁に変化しているというのは始めて知った。温暖化もそうだが、地球環境というのは盤石なものではなく、生き物の活動で結構揺れ動くもののようだ。 光合成は本書のテーマの一つだが、そればかりではなく、微生物の不思議に関するいろいろなテーマが取り上げられる。ちょっととっちらかった感が無きにしもあらずだが、面白かった。
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自分が習った頃と菌類の分類は大きく変わっているので、よくわからない部分があったのだけれど、この本で知識が整理できました。まだまだ未知の領域を含む分野のようなので、新たな知見に期待します。
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