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「感想文」から「文学批評」へ 高校・大学から始める批評入門
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「感想文」から「文学批評」へ 高校・大学から始める批評入門

小林真大(著者)

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「感想文」から「文学批評」へ 高校・大学から始める批評入門

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小鳥遊書房
発売年月日 2021/02/26
JAN 9784909812537

「感想文」から「文学批評」へ

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商品レビュー

4.5

13件のお客様レビュー

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2026/02/23

 レビューを書いてきて実質1年半位になりますが、この本を読んで「わたしには批評についての知識が全然ない」ということがわかりました。 ああ、ハズい。。。  本書記載の知識や手法(型)を取り入れるか(入れられるか)どうかは別にして、読んだ価値はあったと思います(思いたい)。  こ...

 レビューを書いてきて実質1年半位になりますが、この本を読んで「わたしには批評についての知識が全然ない」ということがわかりました。 ああ、ハズい。。。  本書記載の知識や手法(型)を取り入れるか(入れられるか)どうかは別にして、読んだ価値はあったと思います(思いたい)。  これ以上書き続けるとボロが出そうなので、終わります。 〔作品紹介・あらすじ〕 「この作品の面白さを誰かに伝えたい!」 そう思ったら、本書を開いてみてください。 ========================= 大学は「感想文」では許されない レポートや論文を書くことが要求されます。 大学の文系学部を意識している高校生にも 「文学批評」の基礎からわかる本書をお勧めします! ========================= 【目次】 はじめに 序章 文学批評には「型」がある? ◉批評の型をまねる ◉文学批評の六つの型 第一章 作品を生み出す「作家」に注目してみよう           ーー作家論と近代文学批評の誕生 ◉作家論と近代 ◉伝記的批評 ◉風土的批評 ◉作品論的批評 ◉作者の死 ◉「作者の死」以降の作家論 ◉ハーシュの作家論 ◉岐路に立つ作家論 第二章 「作品」は社会や作家から独立できるのか?        ーー伝統社会の崩壊とニュークリティシズム ◉詩は感情に訴える ◉ニュークリティシズムの誕生 ◉ニュークリティシズムのマニフェスト ◉ニュークリティシズムの実践例 ◉ニュークリティシズムの限界 ◉二一世紀以降のニュークリティシズム 第三章 すべての作品には共通するシステムがある?         ーーニュークリティシズムから構造主義へ ◉構造主義のはじまり ◉ソシュールから構造主義へ ◉構造主義の実践例 ◉ロラン・バルトによる物語の構造分析 ◉構造主義の限界 第四章 言葉には「声」がある         ーーイデオロギー批評の逆襲 ◉マルクス主義—イデオロギー批評の古典 ◉マルクス主義批評の実践例 ◉マルクス主義批評の停滞 ◉マルクスからポスト・マルクスへ ◉フェミニズム批評 ◉フェミニズム批評の実践例 ◉ポストコロニアル批評 ◉ポストコロニアル批評の実践例 ◉イデオロギー批評の現在と問題点 第五章 読者がいなければ、作品は存在しない?!         ーーマルクス主義批判から読者論へ ◉ヤウスの読者論 ◉読者論の実践例—『ごん狐』批評① ◉イーザーの読者論 ◉読者論の実践例—『ごん狐』批評② ◉フィッシュの読者論 ◉読者論の限界 第六章 作品と読者を取り巻く環境を考える         ーー文学におけるメディア論 ◉メディア論とは何か ◉文学におけるメディア ◉作家の人生を左右する出版メディア ◉純文学から通俗小説へ ◉メディアの多重奏 ◉マルチメディアとしての文学 ◉メディア消費の空間論 終章 文学批評の存在意義はどこにある? ◉文学は批評できない? ◉文学批評の起源 ◉大いなる矛盾 ◉ヒュームの批評論 ◉文学の価値基準は存在しない ◉文学批評の可能性 ◉文学批評の社会的意義 おわりに 主要参考文献(本文で紹介された文献以外に参考にした書籍)

Posted by ブクログ

2025/12/09

純文学の難解な作品を読むにあたって、読み方、感じ方の一般論を知っておこうと思い手にとったが、まさに文芸批評入門ともいうべき本。文学部なら大学の授業と併読すれば、より理解が深まりそう。 作家論から始まり、そこから脱してニュークリティシズム、構造主義、イデオロギー批評、読者論、メディ...

純文学の難解な作品を読むにあたって、読み方、感じ方の一般論を知っておこうと思い手にとったが、まさに文芸批評入門ともいうべき本。文学部なら大学の授業と併読すれば、より理解が深まりそう。 作家論から始まり、そこから脱してニュークリティシズム、構造主義、イデオロギー批評、読者論、メディア論まで、批評論の変遷をそれらの意義と課題と共にわかりやすく解説してくれている。 しかし、それぞれの中身、というか、意義、については正直なところ最後まで理解できなかった。 ニュークリティシズムは、ちょっとついていけない。確かに詩は言葉のリズムなど形式が重要な意味を持つけど、あまりに些細な分析はほとんどの場合同好の士以外には誰の役にも立たないアウトプットになる気がする。構造主義も、作品によらず共通する法則を見出すという試みは共感するが、あまりにも形式的過ぎてピンと来ない。 巻末の「文芸批評の存在意義はどこにある?」の章では、個人的センスと、社会の大多数が認める支配的センスがあり、文芸批評は作品を支配的センスによって非可逆的に引き上げることができる、としているが、これらの理論でそれができるのだろうか? 独学では厳しそうなので、演習やゼミなどで実践的に勉強できる文学部の学生さんが羨ましい…

Posted by ブクログ

2024/12/01

文学批評とはなにか、6つの理論(作家論、ニュークリティシズム、読者論、構造主義、イデオロギー批評、メディア・スタディーズ)の歴史的な変遷の概要がつかめる。私が学生の頃にはもう作家論は古いみたいな空気があったなぁ…なんて昔を思い出しつつ、そんなに真面目な学生でもなかったのできちんと...

文学批評とはなにか、6つの理論(作家論、ニュークリティシズム、読者論、構造主義、イデオロギー批評、メディア・スタディーズ)の歴史的な変遷の概要がつかめる。私が学生の頃にはもう作家論は古いみたいな空気があったなぁ…なんて昔を思い出しつつ、そんなに真面目な学生でもなかったのできちんと勉強し直したいとも思う。文学部を目指す高校生やこれから論文を書く大学生向けということで、読みやすいし入門書にはぴったり。

Posted by ブクログ