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「感想文」から「文学批評」へ 高校・大学から始める批評入門
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「感想文」から「文学批評」へ 高校・大学から始める批評入門

小林真大(著者)

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「感想文」から「文学批評」へ 高校・大学から始める批評入門

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小鳥遊書房
発売年月日 2021/02/26
JAN 9784909812537

「感想文」から「文学批評」へ

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商品レビュー

4.7

10件のお客様レビュー

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2024/12/01

文学批評とはなにか、6つの理論(作家論、ニュークリティシズム、読者論、構造主義、イデオロギー批評、メディア・スタディーズ)の歴史的な変遷の概要がつかめる。私が学生の頃にはもう作家論は古いみたいな空気があったなぁ…なんて昔を思い出しつつ、そんなに真面目な学生でもなかったのできちんと...

文学批評とはなにか、6つの理論(作家論、ニュークリティシズム、読者論、構造主義、イデオロギー批評、メディア・スタディーズ)の歴史的な変遷の概要がつかめる。私が学生の頃にはもう作家論は古いみたいな空気があったなぁ…なんて昔を思い出しつつ、そんなに真面目な学生でもなかったのできちんと勉強し直したいとも思う。文学部を目指す高校生やこれから論文を書く大学生向けということで、読みやすいし入門書にはぴったり。

Posted by ブクログ

2024/11/02

文学批評の大まかな分類と歴史を知ることができる。近年ネット上で特定の作品に関する考察や批判を多く目にするが、あの時見た批判はニュークリティシズムに当てはまるなぁとか、あの時の考察は読者論に踏み込んだものだったなぁとか、これまで自分が見聞きしたものなどとマッチさせながら読むと楽しい...

文学批評の大まかな分類と歴史を知ることができる。近年ネット上で特定の作品に関する考察や批判を多く目にするが、あの時見た批判はニュークリティシズムに当てはまるなぁとか、あの時の考察は読者論に踏み込んだものだったなぁとか、これまで自分が見聞きしたものなどとマッチさせながら読むと楽しい。

Posted by ブクログ

2024/07/01

 批評理論(作家論、作品論。新批評、イデオロギー論、メディア論)の歴史の展開と、それに伴う批評理論の概説。  ですます調で進んでいく。難しい用語は基本的に使わず、キーワードとしての批評用語はしっかり噛み砕いて説明されている。それでも欄外には引用元の作品や作家の情報が載っているた...

 批評理論(作家論、作品論。新批評、イデオロギー論、メディア論)の歴史の展開と、それに伴う批評理論の概説。  ですます調で進んでいく。難しい用語は基本的に使わず、キーワードとしての批評用語はしっかり噛み砕いて説明されている。それでも欄外には引用元の作品や作家の情報が載っているため、自分で調べて深掘りできるようになっている。  まず批評の歴史の展開がドラマチック。作家の主張という歴史から、作家中心への反発としての作品論、作品=作家の主張とみなすことへの反発=新批評...などなど。自分の気に入った批評の形で小説を読み返すと面白いかも。  体系的にまとめられている割に薄めで、文字も大きい。平易な文章なのでサラサラと読み進められる。  読書好きの高校生〜大学1,2年生向けだろうが、それ以上の人が読んでも勿論良い。むしろ下手に格好つけずに、こういった分かりやすくまとまった入門書から入る方がその後の難しい文章に入る取っ掛かりにもなる。  めっちゃ面白かった。高校生〜大学1年生の時に読んでたら誰かに話したくて仕方なかったと思う。

Posted by ブクログ

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