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いっちみち 乃南アサ短編傑作選 新潮文庫

乃南アサ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2021/02/27
JAN 9784101425597

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いっちみち

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商品レビュー

3.4

17件のお客様レビュー

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2024/05/09

2024.05.09 コロナ禍を反映した「いっちみち」をはじめとする短編集。 前記表題作と「青い手」が印象的。特に「青い手」はあえて書かないことで余韻を残している。

Posted by ブクログ

2022/09/28

 1998年から2020年にかけて書かれた乃南アサさんの短編小説アンソロジー。  最初の作品は普通小説っぽくて、意外とそういう作品が並んでいるのかと思い油断して読んでいると、いきなりホラー小説みたくなったり、ミステリっぽくなったり、なかなか多彩である。読み始めた時はどんな作品なの...

 1998年から2020年にかけて書かれた乃南アサさんの短編小説アンソロジー。  最初の作品は普通小説っぽくて、意外とそういう作品が並んでいるのかと思い油断して読んでいると、いきなりホラー小説みたくなったり、ミステリっぽくなったり、なかなか多彩である。読み始めた時はどんな作品なのか分からないので、読んでみてのお楽しみ、というスリルがあった。  しかし、私はこの本に対してちょっと申し訳ないことをした。途中から、ヘンリー・ジェイムズの短編集と同時に、つまりかわりばんこに読んだのである。そうしてしまうと、ジェイムズ作品の文章の味わい深さ、物語世界の(心理的な)深さが際立ってしまい、そうすると本書の諸作はあまりにも薄っぺらく見えてしまうのだ。特に文章は読み安すぎて、音も無く流れ去っていく感じだ。この辺はもう、芸術としての格の違いとしか言いようがない。  そんな比較をしてしまうとかわいそうだが、本書の短編は、現在の日本のエンタメ系作家が書いたものとしてじゅうぶんなレベルに達していると思う。悪くはない。

Posted by ブクログ

2022/08/15

人間や家族の怖さを描いた短編集 表題のもの以外は、ヒタヒタと怖くなるような作品。 怖いし気持ち悪いけど、こういう事って確かにありそうと 思わせてしまう。

Posted by ブクログ

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