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覚醒するシスターフッド
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覚醒するシスターフッド

アンソロジー(著者), サラ・カリー(著者), マーガレット・アトウッド(著者), 柚木麻子(著者), ヘレン・オイェイェミ(著者), 藤野可織(著者), 文珍(著者), 大前粟生(著者), こだま(著者), キム・ソンジュン(著者), 桐野夏生(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2021/02/26
JAN 9784309029436

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商品レビュー

3.3

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2024/05/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

男社会や身勝手な男に対しての女子の連帯、あるいは社会的弱者たちの連帯、を描いた作品群。コロナ禍でテレワーク中に近所の子どもの声がうるさいとキレてくるおじさんにお母さんたちが連携プレーでスカッとジャパンを決める話(柚木麻子「パティオ8」)、子どもを気にかけず家に愛人とその子どもを連れ込むような父親を絞殺する娘の話(桐野夏生「断崖式」)、などなど具体性の高いものから、男社会で男として生きる苦悩を吐露する抽象的なもの(大前粟生「なあ、ブラザー」)まで幅広い。老人ホームのような施設を兵糧攻めにして焼き討ちしようとするアトウッドの「老いぼれを燃やせ」などは、現代の姥捨というか、フィクションとばかりも言えないようなアトウッド的ディストピアだと思う。 「断崖式」で、父親亡き後、その妻と娘と父の愛人とその娘の4人で結構仲良く暮らしてる、という件があって、それはまさしく平家物語の祇王と仏御前だと思った。そんなシスターフッドに楽園が見出されがち。というか、祇王たち女3人と仏御前が、清盛の愛を巡って敵対関係にあったのに、その価値から離れたらむしろその失われた愛ゆえに(痛みがわかる女同士として)連帯するのってまさにシスターフッドじゃないか、って初めて気づいた。本作からは逸れるけど。

Posted by ブクログ

2023/01/25

装丁がすごくかわいいし、私の好きな作家が何人もいるし、2021年の発売当初フェミニズム界隈で結構話題になっていた気がしたので、期待して買いました。でも、うーん。残念ながら、私にはピンときませんでした。 私はやはり翻訳ものは苦手なのかなと思ったり。 それでも最近話題のアトウッドが...

装丁がすごくかわいいし、私の好きな作家が何人もいるし、2021年の発売当初フェミニズム界隈で結構話題になっていた気がしたので、期待して買いました。でも、うーん。残念ながら、私にはピンときませんでした。 私はやはり翻訳ものは苦手なのかなと思ったり。 それでも最近話題のアトウッドが初めて読めたのは、よかったです。しかもちゃんと鴻巣友季子さんの翻訳で。これはやはりとてもおもしろかったです。 話題の「侍女の物語」にもチャレンジしてみようかしら・・・

Posted by ブクログ

2022/03/10

意味のある物語のアンソロジー。 少しずつ読んでるので、少しずつ感想をメモしていく。 こだまさん「桃子さんのいる夏」笹島と美沙の独特の距離感が淡々として静かに続いていく気がしていたけれど桃子さんが出てきて急にぱっと明るくなって夏が来た。とても好き。もっと読みたい。 藤野可織さん...

意味のある物語のアンソロジー。 少しずつ読んでるので、少しずつ感想をメモしていく。 こだまさん「桃子さんのいる夏」笹島と美沙の独特の距離感が淡々として静かに続いていく気がしていたけれど桃子さんが出てきて急にぱっと明るくなって夏が来た。とても好き。もっと読みたい。 藤野可織さん「先輩狩り」 不思議な異世界と2021年前後の現実が交差して引き寄せられた。ラストの描写がとても好きで夢を見ているようだった。

Posted by ブクログ

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