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俺と師匠とブルーボーイとストリッパー
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俺と師匠とブルーボーイとストリッパー

桜木紫乃(著者)

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俺と師匠とブルーボーイとストリッパー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2021/02/26
JAN 9784041111123

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商品レビュー

4.1

70件のお客様レビュー

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2025/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

血の繋がりよりも心の繋がりが大事だと感じた作品 ストリッパーとブルーボーイのくりひろげるやり取りに爆笑したかと思えば、後半何度も涙を誘うシーンがあった。涙の度に、主人公も私自身も成長していけるのだろう。 4人がサヨナラするシーンは、あっさりしていて余計哀しく辛くなった。4人が離れることは最初からわかっていたことなのに。 自分の過去の恋愛で、尽くしても尽くしても「君の好きな通りにしていいよ」という方がいた。 その人はやっぱり物足りなく、つまらないと捨てた。その後に付き合ったのが元夫だ。その前がずっと尽くしてばかりで、とても刺激的な人だった。そう、彼はババ(ジョーカー)だった。

Posted by ブクログ

2024/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

凍てつくような風、キャバレーの熱気、四人で囲むストーブの暖かさ、活字を追っているのに、まるでその場にいるかのように、章介のいる世界が感じられた。 何もかも今の自分と違う境遇だからこそ、その世界にいるのが、とても面白かった。 最悪な家庭環境で育つと、心身に悪い影響があると思う。章介は、あまりそこにこだわらないぶん、どこか地に足がついていない感じ。けれど、求められたことはすんなりとできてしまう容量の良さがある。 求められたことを淡々とこなし、最低限の生活、「自分」がなくても、生きていける。 そんな彼が、シャネルやひとみや師匠に出会えて良かったと思う。 ずっと4人の掛け合いを見ていたかった。 物語の途中で、この物語はどのように終わるのだろう?と思ったけれど、大好きな人たちとの別れで終わりではなくて、 そこから始まる物語にも焦点を当てていることが良かった。 別れは一つの通過点であって、その先も人生は続く。また新たな出会いもある。ここからまた始まるんだと思った。

Posted by ブクログ

2024/08/23

北国のキャバレーが舞台って、めちゃくちゃ昭和っぽいなと思って読んでいたら、まさにその時代の物語だった。 タイトルにもなっている4人の暮らしはたった1ヶ月間なのに、とにかく濃密。 やってること、出来事はなかなかぶっ飛んでいて笑えるものばかりだけど、なぜだか物悲しさがつきまとう。 そ...

北国のキャバレーが舞台って、めちゃくちゃ昭和っぽいなと思って読んでいたら、まさにその時代の物語だった。 タイトルにもなっている4人の暮らしはたった1ヶ月間なのに、とにかく濃密。 やってること、出来事はなかなかぶっ飛んでいて笑えるものばかりだけど、なぜだか物悲しさがつきまとう。 それぞれが抱えているものがチラチラ見えてしまうからだろうな。 ラストの数ページは個人的にはなくてもよかった気がしたけど、その後どんな話をしたのか知りたい。

Posted by ブクログ