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日本の分断 私たちの民主主義の未来について 文春新書1298
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2021/02/18 |
| JAN | 9784166612987 |
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日本の分断
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日本の分断
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商品レビュー
3.6
16件のお客様レビュー
本書で最も印象に残ったのは、**「護憲派と改憲派、そして日米安保を巡る立場の違いこそが、日本における最大の分断ポイントである」**という指摘でした。昨今の高市首相支持者と反高市首相の対立が、単なる好悪ではなく、この長く続く価値観の対立線上にあると捉えると、確かに腑に落ちるものがあ...
本書で最も印象に残ったのは、**「護憲派と改憲派、そして日米安保を巡る立場の違いこそが、日本における最大の分断ポイントである」**という指摘でした。昨今の高市首相支持者と反高市首相の対立が、単なる好悪ではなく、この長く続く価値観の対立線上にあると捉えると、確かに腑に落ちるものがあります。 三浦氏の議論は、イデオロギーの極端に寄らず、複雑な社会の姿を冷静に整理しています。たとえば、日本では反グローバリズムの潮流は欧米ほど強くなく、右派ポピュリズムも顕在化していません。一方で、グローバル化による格差拡大や環境問題、左派・右派双方のポピュリズムの兆候など、世界共通の課題からは逃れられないことも示されます。 また、教育投資が先進諸国の中でも著しく低いこと、そして「日本は学歴社会でありながら、政府への信頼が一貫して低い」という指摘も痛烈です。「あたし中卒やからね…」という中島みゆき『ファイト!』の一節を思わせる話題が出るのは、本書が“個人の生きづらさ”と“社会構造の歪み”を同時に見ているからでしょう。 興味深いのは、高齢者層の意識です。「最近の日本は正しい方向に向かっている」という評価にも、「変革が必要だ」という主張にも、高齢者の賛同が多いという、相反するようでいて実は複雑な構造。本書はこうした矛盾を丁寧に読み解き、世代間の価値観の揺れを照らし出します。また「強いリーダーが必要」という論点にも高齢者の支持が厚い点は、日本政治の未来を考えるうえで重要な示唆と言えます。 一方、社会政策は徐々にリベラル化し、外交・安保におけるリベラル層は今後比率が低下していくと三浦氏は見立てます。これらは政治の“地殻変動”のような変化であり、放っておいても進む潮流です。 終盤で示される「政治とは、実はそれほど理想が異なるわけではない人々を“区切る”行為である」という言葉は、本書の核心でしょう。派閥の思想などは徒党を組むための後付けにすぎず、人が立場に縛られて分断されていく構図は、今の日本の風景そのものです。 しかし著者は、分断をただ嘆くのではなく、「分断があるからこそ政権交代が可能になる」という民主主義のダイナミズムを強調します。 最後に、日本が直面する課題――持続可能な社会保障、人手不足、生産性の向上、産業構造転換、グリーン投資、最低賃金の是正、安全保障など――はすでに出揃っており、あとは社会としてどう選択し、議論し、合意形成するかが問われているだけだと、著者は静かに語ります。 本書は、政治的に極端に寄らず、日本社会の「いま」を立体的に捉えるための良質な視座を提供してくれます。 分断を敵視するのでも、過度に恐れるのでもなく、民主主義のプロセスとしてどう向き合うべきか。読後には、そんな冷静な問いが残る一冊でした。
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著者、三浦瑠麗さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 三浦 瑠麗(みうら るり、英語:Lully Miura、1980年〈昭和55年〉10月3日 - )は、日本のコメンテーター、エッセイスト。博士(法学)(東京大学、2010年)を取得後、独立シンク...
著者、三浦瑠麗さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 三浦 瑠麗(みうら るり、英語:Lully Miura、1980年〈昭和55年〉10月3日 - )は、日本のコメンテーター、エッセイスト。博士(法学)(東京大学、2010年)を取得後、独立シンクタンクの株式会社山猫総合研究所を設立した。評論・講演活動、政策支援活動を展開する他、日中韓意識調査、日本人価値観調査などを実施、公開。 ---引用終了 で、本書の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 経済政策は選挙結果と関係がない?実は外国人に寛容?男女平等は世代を超えて支持?日本人が求める「平等」と「競争」とは?独自の意識調査から浮かび上がる日本人の価値観。保守・革新の分断が激化する世界で、「例外の国」日本の真の対立軸とは何か。 ---引用終了
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この本お勧めしない。 一面的な分析しかしておらず、非常に薄っぺらいないように思えました。 ほぼ価値観診断テスト-山猫総合研究所の結果のみで1冊本を書いていますから。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/493487200.html
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