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花の慶次 ―雲の彼方に―(新装版)(13) ゼノンCDX
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | コアミックス |
発売年月日 | 2021/02/20 |
JAN | 9784867202203 |
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花の慶次 ―雲の彼方に―(新装版)(13)
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商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この(13)でも、前巻に引き続き、乱世が故の業と難に振り回される人生を送った伊達政宗が、とてつもない存在感を示しています。 真田幸村が自身の本気を出す戦場に恵まれなかった悲運を背負っているのならば、伊達政宗は家族に恵まれない、そんな悲運を背負っていたんじゃないでしょうか。 政宗は父には愛されていましたが、家を守るために自らの手で殺さねばなりませんでした。逆に、母からは様々な要因が絡んだ事で愛されず、疎まれ、邪魔者扱いされ、最終的には毒入りの食事を出されてしまいます。そして、政宗はそんな母親に可愛がられていた弟を、自分を殺し、伊達家を乗っ取ろうとした罪で死に追いやる事になりました。 この時代の武士は大体、家族に問題があるんでしょうけど、政宗ほど恵まれていなかった男もいないでしょう。だからこそ、政宗は日本史に名を残すほどの漢気を持っていた、と言えるのかも知れませんが。 慶次と拳で語り合い、憑き物がすっかりと落ちた政宗は、家族との確執を解消し、秀吉へ頭を下げに行く事を決断しました。史実では、弟・小次郎は死んでいるんですが、この作品では生かされています。ある意味、「正しくない」訳ではありますが、私はこういう粋な演出は嫌いじゃないです。アリだ、と思いました。 『花の慶次‐雲のかなたに‐』はファンが推す名シーンが多いですけど、慶次と親友ら、そして、秀吉が温泉で語り合うシーンは、ベスト5に入っているだろう、と私は予想しています。 天下人、それに対する秀吉の意見、これは、どん底からトップにまで上り詰めた秀吉が言うからこその説得力が宿っていますよね。今、日本の政界がゴチャゴチャし、様々な問題が解決に導かれないのは、天が決めた者がトップに立っていないから? と思っちゃいますよね。 そして、百万石よりも一献の酒を秀吉に望んだ慶次の傾きっぷりと来たら、もう、シビれちゃいますよね。真田幸村たちも、間違いなく、豪傑ですけど、さすがに、唖然としちゃうレベル。そんな慶次の“我儘”を笑って受け入れ、慶次の杯に酒を注ぐ秀吉もまた、器が大きい男ですね、間違いなく。 そして、慶次が、ついに、世界相手に傾く時がやってきたようです。秀吉の怒りを買ってしまい、切腹に追い込まれた利休に、南蛮人の血を引く息子がいた、これほどまでに大胆な展開もないのでは? 私は「おおっ」と歴史漫画好きとしてハートが震えましたけど、当時、もしかすると、学者からクレームが来たりしていたんでしょうか? あと、これは私個人の印象ですけど、原先生は、漫画業界でも馬を描かせたら、冗談抜きで一、二を争えるほどですよね。自分の仔の死を悼み、熱く澄んだ涙を流す松風、これは原先生にしか描けないですよ。 この台詞を引用に選んだのは、確かに、と思ったので。 また、これは、もう一つの名言と揃えてこそ、よりグッと来るものだ、と私は考えています。 あえて、ハッキリと言っちゃいますが、チ●コ、これは大事です、色んな意味で。 まだ寒いので出ないでしょうが、温かくなってくると、きっと、露出魔も出没するでしょう。 自分でもアウト寄りな意見だろうな、とは思うんですが、まぁ、聞いてください。 露出魔の罪は、現実的に考えれば、猥褻物陳列罪です。しかし、前田慶次ほど立派なモノを見せられたのならば、人は思わず、恐怖よりも尊敬が勝り、自然と拝んでしまうんじゃないでしょうか。つまり、露出魔の本当の罪は、拝めないほど粗末なモノを、自信満々に晒している事。 そんなモノを見せられたのなら、遠慮なく、蹴って、踏んで、潰して、ぶった切っても、私は許されると思ってます。 まぁ、実際問題は、慶次くらい立派なモノであっても、問題ない場所以外で出したら、即刻アウトな訳ですけど。 股間についているモノは無理にしても、心の中にあるチ●コ、これならば、精神を鍛える事で、いくらでも立派なモノへ近づかせられるので、今後も努力を積んでいきたいです。 例え、目の前で人が一刀両断されても、キュッとならなければ、大抵の事は乗り切れると思うんですよね。 「はあ?不浄だあ?これを不浄とゆうては、男の心がなえますぞ。そもそも、これは男にも、女にも、ありがたきものではござらんか」(by前田慶次) 「なんだ―――っ!!この一物は~~~っ!?この程度で縮みあがるようなことで、一国の主になれると思っておるのか―――っ!?」(by前田慶次)
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